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ロエベの「キオスク」にみる、”ポップアップ・コンテンツ”のつくり方



スペインのラグジュアリーレザーブランド「ロエベ(LOEWE)」の新アクセサリーライン「テールズ・オブ・スペイン(Tales of Spain)」コレクションのポップアップストアが伊勢丹新宿店本館1階バッグ売場にて5日からオープンしている。会期は6月18日まで。

今回のポップアップストアはスペインのキオスク「キオスコ(KIOSCO)」をイメージしており、売店のようなカウンターが登場。商品を購入すると、「テールズ・オブ・スペイン」コレクションのスウェットシャツやシールなどが当たる”ガチャガチャ”も用意されている。

[元記事:ロエベの”キオスク”が伊勢丹新宿店に期間限定オープン]

このようなポップアップでのイベントやショップ展開は、それ自体の話題性によるブランド・新商品の認知向上や興味喚起、館回遊客へのブランド訴求が可能です。そして、その来店客に対し、比較的安価なライフスタイル雑貨小物や限定のコラボ商品などを販売することで、“なにかしらブランドを持って帰ってもらえる”というメリットがあります。

これは、通常のブランドへの入り口とは別切り口で“新たなブランド体験機会を創出する”というマーケティング発想であり、新規顧客の獲得と休眠顧客の来店喚起施策として有効な手段となります。

このような施策は、他ブランドにもその傾向が多くみられます。

気軽に買い物がたのしめるキオスクショップがテーマで実施されたKENZO『BOX SHOP』やスーベニアショップとして展開したUNDERCOVER『GILAPPLE STORE』、マリメッコのキオスク『MARIKISKA』、カジュアルブランドではHAREのTOKYO STANDARD PROJECTの一環である『TOKYO STANDARD CONCEPT STORE』など、ブランドのお土産グッズが揃うショップインショップやポップアップショップがさまざまなカタチで実施され、店頭施策のトレンドとなっています。

尚、「LOEWE KIOSCO “Tales of Spain”」は本日6月13日(木)から16日(日)の4日間限定で、ラフォーレ原宿 玄関前スペースでもポップアップショップとしてオープン。初日の6月13日(木)には『エル・オンライン』の人気ブロガーKATEと小森 愛が来店し、プロカメラマンによるライブシューティングを実施。さらに、先着50名には「エル・オンラインを見た」で、ネイルシールもしくはタトゥーシールをプレゼントするイベントを開催しています。

 

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