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三越伊勢丹「第2四半期決算は増収大幅増益」にみる、伊勢丹新宿店リモデルの功



7390.jpg今年3月の伊勢丹新宿店リモデルオープン時の模様

三越伊勢丹ホールディングスが8日に2014年3月期第2四半期決算(2013年4~9月期)の連結決算を発表した。売上高6,028億5000万円(前年同期比4.9%増)、営業利益126億3,000万円(54.7%増)、経常利益134億2300万円(101.4%増)、当期利益74億4,000万円(326.7%増)と、営業利益は統合以来過去最高益、経常利益は倍増、四半期純利益は4倍増の大幅増益となった。
三越伊勢丹単体では、売上高、営業利益ともに前年同期比5.3%増、営業利益、経常利益はともに同60%増。四半期純利益99.2%増と大幅増益を達成。特に伊勢丹新宿店、三越日本橋本店、三越銀座店の店頭売上高は同8%増と全体を牽引。入店3.7%増、買上客数4.3%増、客単価3.5%増とともに前期を上回った。伊勢丹新宿店、三越日本橋本店の店頭売上高はともに10%増を上回った。
3月にリモデルし、グランドオープンした伊勢丹新宿店の婦人服は売上高9%増、婦人雑貨は19%増と、リモデルエリアが15.8%増と好調。時計・宝飾品33.6%増、外国人売上高98.8%増の伸びを除いても107.6%で、アベノミクス効果だけではない、独自性の強化が顧客拡大、売り上げ拡大を推進した。特に2階婦人服の新コンセプトショップのアーバンクローゼットは15%増、3階リ・スタイルは45%増と自主MDゾーンが売り上げ、差益を牽引した。
2014年3月期連結業績予想は売上高1兆3,000億円と100億円上方修正。営業利益は325億円と修正なし、経常利益340億円、当期利益200億円の見通し。
三越伊勢丹単体では、消費増税の駆け込み需要で1%の増収効果を見込み、売上高で6,637億円(前期比5.7%増)と期初予想を143億円上方修正した。

[元記事:三越伊勢丹第2四半期決算は増収大幅増益、伊勢丹新宿店、三越日本橋本店は売り上げ2ケタ増]
先日掲載した[矢野経「国内アパレル市場調査結果 2013」発表、注目動向と2015年ファッション市場予測にみる”次の一手”とは?]では、百貨店ブランドの好調とターゲットの絞り込みで顧客ニーズを取り込む巧妙なブランド戦略が重要になるとの分析結果をご紹介してますが、まさにそのことを表す象徴的なリリースといえます。
また、特に好調の大きな要因といえる、今年3月の伊勢丹新宿店リモデルオープンから続く、店頭起点のイベントを軸とした積極的なプロモーションや売り場展開は、百貨店に限らず、ファッションマーケティングにおけるトレンドとして捉えることができますし、成功事例としてとても参考になります。「世界最高のファッションミュージアム」の今後のさらなる展開に注目できます。
・「三越伊勢丹ホールディングス」 http://www.imhds.co.jp/

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