FASHION

ユナイテッドアローズ「EC購入履歴商品とサイズ比較できる」サービス国内初導入、”バーチャル試着”でオムニチャネル化促進



ユナイテッドアローズは、過去にユーザーが自社ECで購入した履歴がある商品(購入履歴商品)と販売中の商品をサイト上でサイズ比較することのできるサービスを、11月19日(水)から初導入したことを発表。

これは、2011年にスウェーデンで設立されたバーチャサイズ社が提供するオンライン上のバーチャル試着サービス「Virtusize(バーチャサイズ)」の新機能で、同社が国内初導入となります。これまでは、各アイテムの着丈・身幅・ウェスト・股上下などの採寸情報や着用しているモデルの身長を掲載することで、サイズに関わる参考情報を提供するのが通例でしたが、今回のサービス導入により、オンラインで購入する際の「試着できない」ことでのサイズに対する不安感と実際の不一致を解消することで、購入障壁や返品率を下げることが可能になります。なお、「購入履歴商品」がない場合は、自身が計測したサイズを手動入力することで、同様に画面上でヴィジュアル比較ができる”サイズをチェック”機能も利用可能となっています。

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また同社は、ECでの購入検討商品をリアル店舗へ取り寄せできる「試着可能サービス」を、2014年10月から「UNITED ARROWS green label relaxing(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング)」全61店舗、「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ)」15店舗、「Boisson Chocolat(ボワソンショコラ)」全3店舗に導入。さらに、現在「商品到着から7日以内の未使用商品返品」も対応するなど、そのリ-ディングカンパニーとしてオムニチャネル化促進に注力しています。

「Virtusize」は、これまでEC向けバーチャル試着ソリューションとして、総合ファッションECサイト「MAGASEEK(マガシーク)」やTSIホールディングスの総合自社EC「MIX.Tokyo(ミックスドットトウキョウ) 」などが既に導入、海外でも「ACNE STUDIOS(アクネストゥディオズ)」をはじめとしたECを展開するファッション企業に活用されています。

“技術”先行型で実用性に欠けるデジタルソリューションが多くリリースされる傾向にある中で、今回のサービスはシンプルながらも、一般の消費者ニーズに応える、本当に”必要”なサービスといえるのではないでしょうか。

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