ポイントが展開するメンズカジュアルブランド、RAGEBLUEが、ブランド設立10周年記念として、学生を対象にしたカレーレシピのビジネスコンテスト「RAGEBLUE BOYS CURRY」を開催。
既に応募受付を開始しており、応募した学生がレシピのポイントや経緯などをプレゼンテーションする「試食イベント」や、「SWEET LOVE SHOWER2013」を皮切りにした、約2ヶ月間全国の総合スーパーや大学近辺や学園祭での「販売会」も開催。その後、勝ち抜いた最終5組による「ファイナルイベント」での優勝者に、移動販売車両と起業準備金100万円、企業ロゴをデザインしてプレゼントするというものです。
“ファッション”ではなく、”カレー×ビジネス”をテーマにブランド10周年キャンペーンを展開することでブランドへの裾野を広げ、ファッションそのものへの興味の低下やファッション誌離れをする”一般学生”へのアプローチを新たな切り口で図っていることが分かります。
特に、こうした将来へのキャリア意識の高い学生をターゲットすることで、その学生自体がブランドのインフルエンサーになってもらうこことができますし、そのことで企業が入りづらい鎖国化された大学キャンバス内で、学生が自主的にブランド・プロモーションを図ってくれることが、この取り組みの大きな狙いとメリットといえます。
このようなビジネスコンテストは他業種では珍しいものではありませんが、ファッションブランドの周年コンテンツとしてのこの取り組みは、ファッションブランドの”学生プロモーションの旬”と位置づけてよいでしょう。