VOGUE JAPAN 2013年11月号 Photo: Tetsuya Niikura
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テクノポップアイドル「パフューム(Perfume)」は、『ヴォーグジャパン』11月号(9月28日発売)の「ティファニー・アトラス(Tiffany Atlas)」ファッションストーリーにおいてモデルとして起用された。
Perfumeの3人、のっち、あ~ちゃん、かしゆかが同ブランドの新作ジュエリーをまとい誌面に登場する。スタイリングを手掛けたのは広田聡。その他、彼女達のインタビューも掲載。また、ヴォーグジャパンは3人が出演するムービーを制作。24日よりティザームービーがヴォーグジャパンのフェイスブックページにて公開されている。フルバージョンは30日より1ヶ月間同誌の特設サイトで披露。Perfume15作目のシングル「Spending all my time」をBGMに3人がティファニー・アトラスを身に着ける。
また、9月14日~9月29日には明治神宮前交差点に誌面ビジュアルと連動した屋外広告を掲出。10月16日から22日には、伊勢丹新宿店のウインドー13面をジャック。ムービーをアレンジしたホログラム映像が設えられる。
[元記事:Perfume、ティファニーまとってヴォーグに登場。伊勢丹ジャックも]
雑誌『VOGUE JAPAN』 × ブランド × アーティストという組み合わせでのプロモーションといえば、先月展開された「GUCCI(グッチ)」と安室奈美恵による誌面でのファッションストーリーをはじめとした、スペシャルムービーや3Dスキャンでの等身大マネキンの店頭公開が話題になりましたが、今回はその次号となる11月号での展開となります。
両取り組みに共通するのは、これまでアーティストのファッション誌でのブランドタイアップ出演に関しては、誌面以外の使用範囲の制約が厳しいのが業界の通例でしたが、誌面でのファッションストーリーを軸としながら、WEBムービーやデジタル施策、店頭活用など、立体的なプロモーションとして展開されていることです。『VOGUE JAPAN』 とハイブランドだからこそできる、トップアーティストのキャスティングとその企画展開ともいえますが、いずれも厳しいマーケット状況が続く、今後のファッションと音楽業界のwin-winとなる取り組み方の、新たな可能性を探るショーケースとして注目することができます。
・『VOGUE JAPAN』ウェブサイト「It’s Time to Shine!」 http://www.vogue.co.jp/tiffany