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エスティ ローダー「ピンクリボンキャンペーン」実施で史上初、”清水寺”をピンクにライトアップ



エスティ ローダー グループは、乳がんの定期検診を啓発する「乳がん早期発見啓発キャンペーン」を本国アメリカをはじめ、グローバルで10月1日(火)より実施。その一環として日本では同日から1ヶ月間、世界遺産である「清水寺」をシンボルカラーのピンク色にライトアップ。また1日夜には、東京タワー、東京スカイツリー、大阪城もピンクに染まっています。

同社のピンクリボン活動は、世界規模で乳がんへの認知を高め、命を救うことを目的として、1992年に故エヴリン・H. ローダー(エスティ ローダー カンパニーズ シニア コーポレート ヴァイス プレジデント)が立ち上げた、今年で21年目を迎える社会貢献活動です。2000年より、ニューヨークのロックフェラーセンターなど世界の主要建造物200ヶ所をピンク色にライトアップする「グローバル ランドマーク イルミネーション」を毎年実施しています。

セレモニーが行われた京都の清水寺では、乳がんで亡くなった人々を追悼する法要が行われた後、その年の世相を表す”今年の漢字”の揮毫で知られる清水寺の森清範貫主が、シンボルマークのピンク色のリボンを書き上げるイベントも実施。その後、国宝の本堂をはじめ、仁王門や西門、三重塔の4か所がピンク色にライトアップされ、およそ2,000名にもおよぶ来場客から歓声や拍手が起こりました。

また、WEBコンテンツやFacebookキャンペーンによる啓発活動の促進、さらには、日本国内の「BOBBI BROWN(ボビィ ブラウン)」や「AVEDA(アヴェダ)」など8ブランドの店頭では期間中、検診カードの配布と支援製品を限定発売し、その収益の一部を乳がんにかかわる団体に寄付するなど、ブランドや国をこえて活動に積極的に取り組んでいます。

EST_PINK03.jpg西門・三重塔
EST_PINK05.jpg仁王門
EST_PINK04.jpg清水寺の森清範貫主による、ピンクリボンシンボルマークの揮毫

女性に深く関わるビジネスを行う同社だからこその社会貢献活動といえる本キャンペーンは、今年の広告業界の世界的なキーワードとして注目されている「Social Good(ソーシャルグッド)」=”世のため人のため”というキャンペーンそのものといえます。*参考記事:「カンヌ「2013グランプリ受賞作品」にみる、”いま世界で最も話題のプロモーション”」

なお、キャンペーンWEB上では、その活動の歴史を振り返る紹介ムービーが公開されており、その活動の経緯や企業姿勢に共感することができます。

・エスティ ローダー グループ「ピンクリボン」 http://www.estee.co.jp/pinkribbon/

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