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【特集】フォトレポート「GirlsAward 2013 A/W」にみる、 ガールズファッションイベント最新活用法



フォトレポート「GirlsAward 2013 AUTUMN/WINTER」にみる、
ガールズファッションイベント最新活用法

いまやレディスファッションの恒例行事として定着した、全国各地のさまざまなガールズファッションイベント。F.M.J.では今回、「東京ガールズコレクション」「東京ランウェイ」とともにその三本柱といえる、先月9月28日(土)、国立代々木競技場第一体育館で開催された「GirlsAward 2013 AUTUMN/WINTER」をフォトレポート。

「GirlsAward」は、2010年5月にスタートして以来、”渋谷からアジアへ。そして世界へ。”というスローガンのもと、年2回のペースで代々木第一体育館を拠点に開催。第8回目となった今回は、”CINEMA PARADISE”として映画のような感動と興奮を提供すべく、ランウェイショーやアーティストライブをはじめとした、さまざまなパフォーマンスやコンテンツが繰り広げられました。

ショーはAKB48の小嶋陽菜が登場した「GUILD PRIME(ギルドプライム)」のランウェイでスタ-ト。続いて、木下優樹菜は自身がプロデューサーを務める「Avan Lily(アヴァンリリィ)」で登場し、会場を沸かせました。その後約6時間にわたり続いた本イベントは、藤井リナや道端アンジェリカ、トリンドル玲奈や沙羅マリーなどの人気モデルをはじめ、ヨンアや米倉涼子など豪華参加モデル総勢129名、ゲストに篠田麻里子や新垣結衣ら6名、倖田來未や乃木坂46といったアーティスト14組、MCには人気お笑い芸人の「ピース」と「平成ノブシコブシ」が務めるなど、出演者は合計210名、延べ動員人数は過去最多の3万4000人にも及んでいます。

GirlsAward-2013AW01.JPGランウェイのトップモデルは、AKB48の小嶋陽菜が登場
GirlsAward-2013AW02.JPG自身がプロデューサーを務める「Avan Lily(アヴァンリリィ)」で木下優樹菜が登場
GirlsAward-2013AW0.JPGMCには人気お笑い芸人の「ピース」と「平成ノブシコブシ」

|ViVi × RUNWAY channel 「ViVi専属モデルオーディショングランプリ発表」

雑誌『ViVi』は、創刊30周年特別企画として「専属モデルオーディション」を開催。その応募者4,158名から選ばれたファイナリスト5名が、マークスタイラーが運営する自社EC「RUNWAY channel(ランウェイチャンネル)」とのコラボレーションによって「ViVi Special Stage powered by RUNWAY channel」としてランウェイに登場。その後、オーディションのグランプリを発表、モデルの佐久間由衣(18)と、学生の福田恵里(20)の2名がグランプリをW受賞。藤井リナからティアラが贈呈され、さらにプレゼンターとしてシークレットゲストに歌手で俳優の山下智久が大歓声に包まれ登場し、ランウェイを歩いた後、花束が直接手渡される演出も。

GirlsAward-2013AW04.JPGグランプリに輝いた、モデルの佐久間由衣

    GirlsAward-2013AW05.JPG GirlsAward-2013AW06.JPG
            [左]ファイナリストを紹介するパネル  [右]グランプリを予想する投票用紙
|ポイント「repimaru(レピ丸)」

ポイントは、展開するティーン向けレディスブランド「repipi armario(レピピアルマリオ)」から生まれたクマのキャラクター「レピ丸」をこの秋より自社のオリジナルキャラクターとしてライセンス展開を開始。そのPRの一環として会場内に「レピ丸ブース」を展開したほか、同社の基幹ブランドである「LOWRYS FARM(ローリーズファーム)」のステージでは、安田美沙子と一緒にランウェイを歩き登場。
GirlsAward-2013AW08.JPGグッズ展開やLINEスタンプなども行う「レピ丸」

    GirlsAward-2013AW09.JPG GirlsAward-2013AW10.JPG
[左]オリジナルUFOキャッチャー  [右]オリジナルステッカー作成サービス
|Twitter「Twitter Mirror #ガルアワ」

今回、初の試みとして導入されたのは、出演者のバックステージの様子をリアルタイムに発信する「Twitter Mirror(ツイッター ミラー)」。これは、Twitterとタブレット端末のカメラを撮影させた写真撮影ブースで、Twitter社が独自開発し、既に海外ではアカデミー賞などさまざまなイベントで活用されているもの。撮影された写真と自身の投稿が「GirlsAward」の公式ツイッターでつぶやかれると同時に公式ハッシュタグ”#ガルアワ”が自動入力される仕組みで、簡単に最新情報を検索できるようになっています。
バックステージに限らず、会場エントランス付近では、来場者も気軽に参加できるブースも設置し、出演者へのメッセージを投稿。さらに参加者には出演者によるサイン入りボードが抽選で3名にプレゼントされるという特典も。
GirlsAward-2013AW11.JPG                  ファッションショーでは初登場となった、Twitter Mirror(ツイッター ミラー)」

    GirlsAward-2013AW12.JPG GirlsAward-2013AW13.JPG
   [左]参加者には、出演者によるサイン入りボードを抽選で3名にプレゼント  [右]出演者への応援メッセージを投稿
|異業種協賛ブース「さまざまな参加型コンテンツ」

ガールズファッションイベントといえば、異業種企業による協賛ブースも見逃せません。ファッションのライフスタイル化が進むいま、異業種企業がどのような形でファッションをマーケティング活用しているのかをみることで、学ぶべき点も多々あるかと思います。
この日最も多くのメディアの注目を集めたのは、関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のPeach Aviation株式会社が発表した、元AKB48の篠田麻里子の「公認CA」就任のニュース。10月27日(日)に開設する関空-成田線で関空発の初便に客室乗務員(CA)として実際に搭乗し、機内アナウンスを行うほか、篠田麻里子が描かれた特別デザイン機が就航するとのこと。そのお披露目の場として、「GirlsAward」参加が活用されました。
同社広報担当者はその狙いを「20代~30代の女性が来場者である本イベントに参加することで、当社のメイン顧客ターゲットである同じく20~30代の女性に、成田就航をPRしたかった」とコメントしています。
GirlsAward-2013AW14.JPG                     格安航空会社(LCC)のPeachでは、元AKB48の篠田麻里子が「公認CA」に就任

    GirlsAward-2013AW16.JPG GirlsAward-2013AW15.JPG
       [左]記者発表後、ランウェイにも登場 [右]ブースでは、CAとの記念撮影やスロットゲームも

GirlsAward-2013AW22.JPGイスラエル発ボディケアブランド「SABON(サボン)」は、ボディローションミストでハンドケア体験
GirlsAward-2013AW17.JPG初のオフィシャルECパートナー「楽天」は、スペシャルフォトブースやヘアアレンジサービスを展開
GirlsAward-2013AW20.JPG10代・20代の男女の共同生活を追ったテレビ番組「テラスハウス」では、出演者との記念撮影
GirlsAward-2013AW21.JPG悲鳴混じりの大歓声と大混雑で一時撮影は中断するほど。同番組の人気が伺えた

昨今、ガールズファッションイベントへの参加に対する姿勢は、企業やブランドによって見解が違うのが現状となっています。たしかにガールズファッションイベントが、”その場で買えるファッションショー”として注目を浴びた数年前と違い、そこで繰り広げられるコンテンツはエンターテインメント化し、ファッション色は薄まってきてはいます。

ただ、ひとつ今回感じたのは、ファッションの興味や優先順位が確実に低下し、ターゲットへ向けたピンポイントなコミュニケーションが難しい今だからこそ、このようなイベントを活用すべきなのでは?ということです。少なくとも5,000円以上のチケットを購入し、ほぼまる一日イベントに参加するような若年層であるという点でいえば、ブランドにとって”ファッションを売りたい”広い意味でのターゲット、潜在顧客が多く来場しているという見方もできるのではないかと考えます。

そういった意味では、今回ご紹介したコンテンツのように、ただランウェイを行うのではなく、いかにそのイベントのなかで目立ち、記憶に残るようなコンテンツを用意することで、ブランドや商品をダイレクトに来場者に訴求し、自社のマーケティングに繋げることができるかが、ガールズファッションイベントの最新活用における重要なポイントとなっているとみることができます。

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