アイジーエーは、新ブランド「ANECDOTE axes femme(アネクドット アクシーズファム」のパリでの1号店オープンを記念して、東急プラザ 表参道原宿 3Fのポップアップスペース”OMOHARA STATINON”にて本日11月5日(火)から11月30日(土)まで、期間限定ショップをオープン。
同社は、今年1月に上海で海外初出店、7月にも2号店となるライフスタイル型店舗「axes femme Nostalgie(アクシーズファムノスタルジー) 」を世界最大規模の大型SC「上海環球港」にオープンさせるなど、海外進出を本格化しています。
「ANECDOTE axes femme」は、フランス語で”エピソード”という意味のANECDOTEをブランド名にいれ、「axes femme」より感度が高く、20~30代の大人の女性に向けたブランドとして2013年秋冬シーズンより展開。デザイナーに、「PRINCESSE NORMADE(プリンセス ノマド)」のデザイナーを務めていたフランス人デザイナーのセリーヌ・ルブランを起用することで、パリのエッセンスと最新トレンドを取り入れるとともに、”ラグジュアリーな上質”をコンセプトに素材やディテール、洗練さにこだわった商品ラインアップを構成します。先月10月10日(木)には、フランス・パリのマレ地区に、同社初となる直営路面店として第1号店をオープンしています。
五十嵐社長による会見。自ら、ブランド紹介と同社のグローバル戦略を説明
五十嵐昭順社長は、「今年は、アイジーエーとして”グローバル元年”と位置づけて、世界に通用するブランドにするために上海、そしてパリに出店しました。パリ店の最初のお客様は、アクシーズファムを既に知っていてひじょうに感動しました。フランスでの対日本に対する親日さも感じ、日本で考えていたビジネスよりも上海やパリなど新しい視点でビジネスを展開することは、我々としては新発見となったし、今後ブランド拡大する決意ができました。これからは、パリの1号店で世界に発信できるアクシーズファムにしていきたい。」と今後の抱負をコメント。
今回のポップアップショップについては、「日本の発信地である表参道・青山で、グローバルなお客様に向けてブランドを発信していきたい。また、隣接する”オモハラカフェ”との協業で、パリのエッセンスがつまった、エクレアなどのオリジナルメニューを提供します。ファッションだけではなく、異業種を含めた新しいチャレンジの場として、ひじょうにワクワクしています。」と語ります。(同・五十嵐社長)
本日メディア向けに開催された記者発表会では、モデルのマギーとラブリがゲストで登場。MCとのトークセッションでブランドの魅力を”エピソード”とともに披露。”OMOHARA STATINON”は昨年のオープン以来、ファッションブランドによるポップアップショップ展開の場として定着してきましたが、この場で記者発表を開催することは珍しく、新ブランドにかける同社の意気込みがうかがえます。
トークセッションには、モデルのマギーとラブリがゲストで登場
トークセッション後、テレビを中心とした情報系メディアによる囲み取材も行われた
パリ・マレ地区にオープンした「ANECDOTE axes femme」は、アイジーエー初の海外路面店
アイジーエーは、古き良き時代のパリの女性たちのファッションをコンセプトに、2002年にスタートした基幹ブランド「axes femme」を主軸に現在、全国 140 店舗、海外 4 店舗を展開し、右肩上がりの成長を続ける注目のSPA企業。2013年2月期には年商165億8550万円を達成、対前年比で107.9%の増収となっています。”パリからアジアへ”という、ある種”ブランドの逆輸入”的なマーケティング発想で仕掛ける、同社の新たなグローバルブランド戦略に今後も注目できます。
・「axes femme」 http://www.axesfemme.com/