東京急行電鉄と東急不動産は、二子玉川駅前の複合施設・二子玉川ライズに「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を2015年4月下旬オープンすると発表。
これは大規模な再開発事業が進む二子玉川における「二子玉川ライズ」第2期事業で、「代官山 蔦屋書店」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が核テナントとして出店することで以前から注目を集めていたもの。今回発表されたのは、その全出店テナントの詳細です。
CCCの新ブランドとしてリリースされたのは「蔦屋家電」で、代官山蔦屋書店のエッセンスを活かし、雑誌・書籍とカフェ、家電を織り交ぜて、新しいライフスタイルを提案します。
また、日本初出店となるスペイン・マドリード発グルメストア「MALLORCA(マヨルカ)」、銀座に続く2号店となるユナイテッドアローズ「EN ROUTE(アンルート)」、SC初出店となるシアトル発シナモンロール専門店「Cinnabon(シナボン)」と「Seattle’s Best Coffee(シアトルズベストコーヒー)」、「一風堂」や「100本のスプーン 」、関東初出店となる体験型リアルDIYショップ「DIYFACTORY(ディーアイワイファクトリー)」、「ZARA HOME(ザラホーム)」「ACTUS(アクタス)」など全18店が出店します。
日本初出店となるスペイン・マドリード発グルメストア「MALLORCA(マヨルカ)」
ファッションとスポーツを軸に編集するUA新事業「EN ROUTE (アンルート)」
このほか、10スクリーン・1,700席設置予定でエリア唯一のシネマコンプレックス「109シネマズ二子玉川 」、フィットネスクラブ「アトリオドゥーエ二子玉川 」、ホテル、スタジオホールを計画。第2期オフィス部分には、楽天が2015年8月をめどに本社移転することを発表しています。
2011年3月に開業した第1期事業に続く、二子玉川ライズ第2期事業のコンセプトは、「OPEN NEIGHBORS(オープン・ネイバーズ) 」で、住むひと、働くひと、訪れるひと、そこに集う様々な人々が行き交い、ふれあうことで有機的に広がる新たな関係性と開かれたコミュニティの場の創出を目指すといいます。
“住みたい街”だけでなく”働きたい街”へ進化を図る本事業。ビジネスシーンの接待需要によって飲食の客単価が上がり、飲食店の活性化が見込めるともいわれるだけに、ヘッドオフィスを二子玉川におくF.M.J.としてもその実現に向けてさらなる期待がかかります。