バーバリーは、2月23日の22時(日本時間)からロンドンで開催された「バーバリー プローサム(BURBERRY PRORSUM)」15-16AWウィメンズコレクションの模様をLINEで生中継。約8万9,000人を超える視聴人数が記録されています(※編集部調べ)。
これは、バーバリーとLINEがグローバルパートナーとして提携。LINE公式アカウントでのメッセージ配信、バーバリーのトレンチコートやマフラーをまとったコラボレーションスタンプ「ブラウン&コニーのバーバリーデビュー」の提供に加え、リアルタイム動画配信機能「LINE LIVE CAST」を活用したショーのライブ中継など、今後様々な取り組みを共同で展開するというものです。
約20分にわたり、ロンドンでのショーの様子をLINEでライブ中継された今回の取り組みでは、開催当日の正午にメッセージ配信、また15分前にもお知らせメッセージを配信することで参加者を募り、瞬く間に参加視聴人数が増加。開始前の約4万人からショーのフィナーレでは、約8万9,000人を超えるまでの伸びをみせています。(※ショー終了後は12万人を超える視聴人数を記録)
なお、ショー終了後は、ランウェイで発表されたアウターウエアとバッグをいち早く予約・購入出来るEC「Runway Made To Order」を公式サイトより2週間限定で受付。オーダーしたアイテムは9週間以内に配送されます。また、同期間中に予約・購入したアイテムに名入れできるサービスも実施するなど、デジタルマーケティングに注力する同社の施策が目立ちます。
LINEユーザーのスマホが、リアルタイムに”フロントロウ”になるという今回の取り組み。ショーのライブ中継そのものは決して新しいものとはいえませんが、国内外で月間アクティブユーザー数1億8,100万人を記録しているLINEをマーケティングツールとして活用した最新事例として、注目の取り組みといえるでしょう。