小田急電鉄は、小田急線代々木上原駅前に、商業施設と住居が一体となったコンパクト複合施設「ノード ウエハラ(node uehara)」を今春オープン。「CLASKA」「代々木VILLAGE」「WEEKEND HOUSE ALLEY」「キッザニア東京」などの企画・設計を手がけたUDSと共同展開されます。
今回の背景にあるのは、小田急電鉄が進める小田急沿線のライフスタイル提案型プロジェクトです。これは、小田急線沿線各地域の特色から暮らしの物語をつむぎ、これからの豊かで愛着のある住まいを提案するプロジェクトとして、住まい方の「多様化」や新しい「働き方」、「集う」・「つながること」へのニーズの高まりなど、多様化した「ライフスタイル」へのソリューションとして進められています。
その第1弾となる「ノード ウエハラ」のテーマは、「食+住」。代々木上原エリアの特性ともいわれる、食への関心が高く、日々の暮らしにこだわりを持つ人々へ、「つくること・たべること・つながること」が可能なコンパクトな施設を目指します。同施設は、商業施設と住居が一体となっており、地下1階と地上1階には、こだわりの食材を活かしたグリルレストランやグロサリーショップ&カフェを予定。また、地上2階から4階までは、単身世帯やDINKS世帯、SOHOとしても利用可能な賃貸住宅となっています。このほか、イベント等を開催し、代々木上原の街の魅力を定期的に発信するといいます。
大規模商業施設の誕生やリニューアルオープンをはじめ、最近ではより地域に特化したローカルの商業施設も開発される傾向もトレンドとなっており、今回のようにコンパクトでありながらも、”地域とつながる”新たなライフスタイル提案型の複合施設が今後も増加することが見込まれます。
node uehara(ノード ウエハラ)
所在地 :東京都渋谷区西原3丁目11-5、11-11
事業主 :小田急電鉄株式会社
施設規模 :敷地面積308.34m2 、 建築面積179.71m2 、 延床面積812.84m2
企画プロデュース :UDS株式会社
建築設計/インテリアデザイン :UDS株式会社
運営 :UDS株式会社