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アマゾン最大のセール「prime day」完売続出、その実施と異例の大規模プロモーションのワケとは?



「アマゾン最大のセール」。アマゾンジャパンは7月15日、一日限りの大型セール「プライムデー」を運営する通販サイトで開催した。年額3900円を徴収する有料会員「プライム会員」のみを対象に家電やブランド品、日用雑貨、DVDなど様々なジャンルの商品がタイムセールで格安で販売された。

同社では異例とも言える”徹底した宣伝”や商品情報を直前まで隠して期待感を煽る手法の効果もあってか、集客は成功した模様で多くの商品がすぐに完売。しかし、一方で「思っていたほど安くない」「ナインナップが微妙」など”期待値”が高かったからこその声もネット上では散見された。アマゾンの1日限りの大規模セールの結果はいかに。

「こんなセール、2日もできません」――。アマゾンでは過去最大規模になるという大型セール「プライムデー」の実施に向け、異例とも言える大量の広告宣伝を行った。ネット広告をもちろん、テレビCMや前述のコピーが入った電車内の吊り広告を始め、社長インタビューという形で週刊情報誌での告知や宣伝トラックを都内各所で走行させたり、ラジオ局とタイアップした告知番組、3度の関連プレスリリースを打つなど、ありとあらゆる広告や宣伝方法を使い、事前告知を徹底した。

同社では過去のセールやキャンペーンでもテレビCMや交通広告を展開したことはあったが、短期間でこれだけの広告宣伝を行ったのは恐らく初めて。日本を含めて米国や欧州など9カ国のアマゾンで同時に行う大規模セールであるため、日本としても結果が求められること。また、この機会に今後の成長に不可欠とも言える同社の収益を支える優良客である「アマゾンプライム会員」の拡大のため、”ネット外”にいるであろう膨大な「見込み客」にリーチしたい狙いもあり、異例の広告宣伝を行った模様だ。
準備万端で迎えた7月15日の「プライムデー」。アマゾンの期待通り、並行輸入の高級ブランドバッグやアクセサリー、米やティッシュペーパーなどの日用雑貨は完売が続出。中でも高級炊飯器や高級電子レンジ、タブレット端末などが通常価格の半額を超える価格で、しかも目玉商品にありがちな「限定1台限り」ではなく、販売台数も100~1000台など比較的、多くの数を用意するなどし、ユーザーからは一定の評価を受けたようだ。

また、タイムセールの購入スキームも評価されているようだ。商品画像下の「カートに入れる」というボタンをクリック後、15分以内に購入手続きをしないと”キャンセル扱い”となる流れだが、裏を返せば商品は確保した上で”15分間は購入するかどうか悩める”わけだ。こうしたセールの場合、多くはカートに入れても商品は確保されず、購入を悩んでいるうちに、商品が売れてしまうというケースも多く、その点はユーザーの視点に立ったよい仕組みであると言えよう。

そうした評価する声もある一方で、周到に広告宣伝を行い、期待感を煽っていただけに同セールへの期待値が上がっていたようで「アマゾンの本気が見られると思っていたが、そうでもない」「何百円か安くても、3900円(プライム会員の年会費)の参加費を払ったら、結局損」「PS4(※ゲーム機)とか全然(価格が)下がってないじゃん」「投げ売りしてもダメージの少ない卸値の低い商品ばっかりか」など確かに半額を超える高割引商品もある一方で、割引率が数%程度の商品も存在し、すべてが驚くほど安いわけではなかったことなどや品ぞろえに対する不満の声などもネット上では散見された。

また、7月15日のスタートの際にアクセスが集中したのか、つながりにくい事態が発生したり、事前告知していた目玉商品の1つである大型テレビが販売直前に突然、販売されなくなるなどの混乱もあったようだ。

ともあれ、狙いであった「新規のプライム会員獲得」という点では一定の成果を上げたことは間違いなさそう。今後も定期的に開催していくものと見られるが、初回を踏まえてどう改善してくるのか。次回以降の「プライムデー」も注目されそうだ。

[元記事:アマゾンジャパン 過去最大の大型セール開催、〝完売続出〟も不満の声]

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