東急急行電鉄は、2014年7月に着工した「渋谷駅街区開発計画I期(東棟)」を一部変更し、2019年開業予定の東棟の最上部に、屋外と屋内からなる展望施設を設置すると発表。
旧東横線渋谷駅跡地の再開発として渋谷駅直上となる同施設は、地上約230メートル、地上47階・地下7階で、超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは日本最大級の規模。代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木・都心方面、富士山に至るまで、遮るものがない開放感ある眺望が広がるといいます。
東棟は、事務所、店舗、駐車場からなる複合ビルで、店舗面積約3万平方メートルの大規模商業施設をはじめ、クリエイティブ・コンテンツ産業のイノベーションを促進する交流施設、渋谷駅周辺最大級となる賃貸面積約7万3000平方メートルのハイグレードオフィスを設けます。
今回発表された、最上部の展望施設によって「エンタテイメントシティSHIBUYA」の実現を目指すという同計画。2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、訪日外国人等の観光客の増加が期待される渋谷エリアの活性化の核となる再開発だけに、2019年の完成に大きな期待が集まっています。