三井不動産は、大阪府吹田市の万博記念公園に西日本最大級の複合施設「エキスポシティ(EXPOCITY)」を11月19日に開業。フラッグシップモール「ららぽーと EXPOCITY」に出店する全305店舗の詳細が発表された。
関西初出店は、ロンハーマンのコンセプトストア国内2号店で別棟となる「ロンハーマンカリフォルニア(RHC)」をはじめ、メンズ・ウィメンズ・チルドレンを揃える「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」の国内初フラッグシップスストア、ジュンがナイキと組んだ新業態「ナージー(NERGY)」など全47店舗が出店。
また、「ビームス(BEAMS)」「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」「シップス(SHIPS)」「フォーワンセブン バイ エディフィス(417 by ÉDIFICE)」「イエナ スローブ(IENA SLOBE)」「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」といった国内の有力セレクトショップから、「ビーミング ライフストア バイ ビームス(B:MING LIFE STORE by BEAMS)」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」「ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD relume)」「アーバンリサーチドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」といったそのSC業態に至るまで、一挙に揃う。このほか、高感度インポートブランド、コスメ・ジュエリーショップや、イタリアの老舗スポーツウェアブランド「コルマー(COLMAR)」の日本初出店、今秋登場の新業態「ナノ・ユニバース フラメント クオレ(nano・universe FRAMMENTO CUORE)」なども発表された。テーマパーク型の家電専門店「エディオン」、スターバックスコーヒーとカメラのキタムラが大型書店と融合した「TSUTAYA BOOK STORE」などの大型業態も出店する。
「ららぽーとEXPOCITY」のほかには、約17万2,000平方メートルの敷地に8つの大型エンターテインメント施設が開業。ポケモンが国内で初めてプロデュースし、独自に開発された強化プログラムで子どもたちのコミュニケーションスキルを育む体験型エデュテイメント施設「ポケモンEXPOジム」や、海遊館が初プロデュースした、生きているミュージアム「ニフレル(NIFREL)」、最新鋭シネマコンプレックス「109シネマズ大阪エキスポシティ」、日本初の体験型英語教育施設「オオサカ イングリッシュ ビレッジ(OSAKA ENGLISH VILLAGE)」、「ひつじのショーン」の体験型アミューズメントパーク「エンターテイメント フィールド(ENTERTAINMENT FIELD)」、動物たちの移動遊園地「アニポ(ANIPO)」がオープン。さらに2016年には、セガがプロデュースする自然体感型エンターテインメント施設「オービィ大阪(Orbi Osaka)」や、日本一の大観覧車「オオサカ ホイール(Osaka Wheel)」(仮称)も営業開始され、日本を代表する一大レジャー空間が完成する。
「EXPOCITY」航空写真(7月25日時点) 写真撮影:株式会社エスエス大阪
同じく2015年秋には、約4万人収容可能な大規模スタジアム「吹田市立スタジアム」(仮称)も隣接して竣工予定。インバウンド対応も強化するという同施設は、国内だけでなく、海外からの観光客が急増する関西エリアの新たなランドマークの誕生として注目を集めている。
・「エキスポシティ(EXPOCITY)」 http://www.expocity-mf.com/