デサントが展開する「マンシングウェア(Munsingwear)」は、アジア各国におけるブランドキャラクターとしてSMAPの木村拓哉を2016年1月1日から起用し、プロモーション展開することを発表した。
同社は、スポーツウェアにおける世界のリーディングカンパニーとして中期経営計画「Compass2015」を推進。基本方針として「5つのグローバル化」を掲げ、商品政策、販売政策などと共にプロモーション政策のグローバル化を遂行している。日本を含むアジア7つの国と地域で展開するマンシングウェアについても、特にアジアではプレステージのゴルフウェアというイメージだけでなく、ライフスタイルファッションイメージも併せ持つブランドとしてリブランディング。今回、海外での人気も高い木村拓哉を起用することでブランドの認知向上と事業拡大を図り、2016年はアジアで2015年対比20%の売上拡大を目指す。
13日、一部報道によりテレビやネットを賑わせているのは、SMAPメンバーの独立による解散のニュース。木村拓哉はジャニーズ事務所への残留が報じられているが、これまで特にデジタルメディアでのプロモーション活用が難しかった同事務所だけに、ファッション・スポーツ業界としても今後の動向に注目できる。なお、今回の同契約は中国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、韓国を中心としたアジアであり、日本は含まれていないという。