ヤマト運輸がLINE公式アカウントに荷物の状況の確認やお届けの日時・場所の変更ができる機能を6月27日から追加し、話題になっている。
これは、1月19日に開設した同社のLINE公式アカウントに会話AIを活用した荷物問い合わせ機能を追加したもの。利用者が荷物受け取りの際、お届け予定日時の事前通知や配達時に不在だった場合の通知をLINEのメッセージで受け取ることができるサービスだ。これまで、荷物問い合わせの機能を使う場合は、ヤマト運輸のWEBサイトに移動しなくてはならず、ユーザーからはLINEの中で完結してほしいという要望に応えた。
一般ユーザーのコミュニケーションツールとして急速に広まるLINEだが、ビジネス活用も今後拡大が見込まれる。既に「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイとLINEが共同展開する、アパレル店舗向けのビーコンタグが注目されているが、LINEを活用したサービスが異業種で習慣化することで、ファッション業界でも新たなマーケティング活用が期待できそうだ。