ルイ・ヴィトンが、ゴールデン・グローブ賞を受賞した女優のゼンデイヤ(Zendaya)を初めて起用した、広告キャンペーンを発表。同ブランドの新たなアンバサダー、そしてアイコンバッグ 「カプシーヌ」の顔としてデビューする。
ゼンデイヤは、今年3月に開催された同ブランドの2023 秋冬 ウィメンズショーにて、フロントローのゲストとしても登場。今回のキャンペーンでは、先駆的なモダニスト建築兼デザイナーのアイリーン・グレイ氏(Eileen Gray)が設計したロクブリュヌ カップ マルタンのヴィラ「E 1027」を舞台に、フォトグラファーのマート・アラス マーカス・ピゴット氏(Mert Alas & Marcus Piggott)のコンビが、彼女をレンズに収めた。
コート・ ダジュールの夢のような空気に包まれて、鮮やかで抒情的な風景を背にポーズを取る、ゼンデイヤのその手には、キャンペーン初登場となるミニバッグ「カプシーヌBB」をはじめとする「カプシーヌ」コレクションが携えられている。テラスからバルコニー、そして屋上へと舞台を移しながら、ゼンデイヤは、同キャンペーンと「カプシーヌ」に新鮮でありながら官能的な優美さを吹き込んでいる姿が印象的だ。
2013年に発表されたバッグ「カプシーヌ」は、1854年に同ブランドが最初の店を構えたパリのヌーヴ・デ・カプシーヌ通りにちなんで名付けられ、今やメゾンの最も象徴的なデザインの1つとなっている。フルグレインのトリヨンレザーで仕立てられ、手持ちやショルダーキャリー、クロスボディキャリーといったさまざまな着用スタイルで楽しめる実用的かつエレガントなデザインで、フラップは、閉じればモノグラム・フラワーが現れ、内側にしまえばレザーで覆われた LV イニシャルが現れるスタイルとなっている。
なお、ゼンデイヤが登場する同キャンペーンは、世界各国の媒体やソーシャルメディア上で展開される。
Photo / ©LOUIS VUITTON