「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」が、春コレクションの一環として、限定版「I DISSENT(私は異議を唱える)」Tシャツを発表。公式オンラインおよび、日本直営店にて、6月7日より販売を開始した。
米国で起きた壊滅的なロー対ウェイド逆転判決の1周年を迎えるにあたり発表された同Tシャツは、花 −生命、希望、約束に満ちたとても美しいもの− をテーマにデザイン。クリエイティブディレクターのフィリップ・リム氏や、クリエイティブチームの若手女性デザイナーのハンナ・ショアーズ(Hannah Shores)氏、エミリー・ジュング(Emily Jung)氏らの共同制作により完成した。(税込 22,000円)
デザインは、百合とチューリップの花束にインスピレーションを得ており、少しずつ、花が破壊されるまで加工し、メランコリックなプリントで表現。また、花がしおれ、衰弱している様子を描くことで、喪失感と悲嘆を喚起し、事件における9年間の進歩と成長を芸術的に解釈している。加えて破壊を突き抜ける黄色の筆跡と、シンプルながら響く「I DISSENT」の言葉は、ファッションやエンターテインメント業界全体への侵害を拒否する女性の強さと力、そしてそれに立ち向かうブランドの誓いを象徴している。