イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド「フェンディ(FENDI)」は、スペインの歌手、女優、ソングライターとして活躍するアイタナを起用し、2025年サマーコレクションのデジタルキャンペーンを発表。6月8日にフェンディ公式チャンネルで公開された。公私にわたりフェンディを愛用するアイタナは、2月に開催されたフェンディ2025-26年秋冬コレクションのショーにもゲストとして参加し、ブランドの100周年を祝福した。今回のキャンペーンは、アイタナとフェンディの間に育まれた揺るぎない絆を改めて印象づけている。
同キャンペーンは、アイタナならではのダイナミズムで、2025年サマーコレクションのエフォートレスなサマースピリットを体現。メゾンのアイコニックなデザインに新たな視点をもたらしている。アイタナの最新シングル「Segundo Intento」がサウンドトラックを彩る。この楽曲は、彼女自身の新たな幕開けを象徴するとともに、エスケープと探求というテーマを鮮やかに描き出した作品だ。5月30日にリリースされた最新アルバム「CUARTO AZUL」に繋がるこの注目のシングルでは、アングロポップの影響とグローバルなポップサウンドからインスパイアされた、アップテンポな世界観を楽しめる。
動画では、アイタナが自宅の玄関先で「ピーカブー」バッグを見つけるシーンから始まる。それは、2025年サマーコレクションの遊び心あふれる探求の始まりだ。「バゲット」、「サンシャイン ショッパー」、「ピーカブー ソフト」といった、メゾンのバッグが次々と姿を現し、好奇心を刺激されたアイタナは、家の中を探索し始める。日常の空間は、たちまち発見に満ちた風景へと変貌。コレクションの魅力に導かれるように、アイタナはフェンディの世界に没入していく。ラフィア、デニム、コーラルバンダナ…。2025年サマーコレクションを象徴するパターンとシェイプが融合し、卓越したクラフツマンシップと豊かなテクスチャーが織りなす、万華鏡のような色彩が広がる。フェンディの芸術性は、アイタナ自身のクリエイティビティと共鳴し、新たな表現の可能性を拓く。
メゾンが100周年を迎えるにあたり、フェンディは過去数十年にわたるマイルストーンと記憶を振り返り、未来を見据えている。1977年に立ち返ったフェンディ2025年サマーコレクションは、カール・ラガーフェルドが1978年春夏コレクションで初めて発表したプレタポルテへの、新たなオマージュとなる。ファッションショーではなく、神話的なショートフィルム「イストワール・ドオー」を通して不朽のものとなった。
ローマの夏の太陽が降り注ぐ色彩と、イタリアの海辺の活気に満ちたエレガンスを表現したフェンディ 2025年サマーコレクションは、そよ風のように軽やかな生地とカジュアルなアンサンブルを、繭のようなシルエットと自然にインスパイアされた刺繍で高めている。「イストワール・ドオー」に登場するアーカイブモチーフにインスパイアされた赤い珊瑚の彫刻的なフォルムは、単独で、または華やかなバンダナの花柄や巨大な水中花と絡み合って、全体を通してライトモチーフとして登場。コーラルレッドや砂のようなテラコッタから、シーフォーム、バターミルク、アイスレモン、オーシャンブルーまで、カラーパレットは海辺のフェンディが持つ、型にはまらない表現を鮮やかに描き出している。
フェンディ 2025年サマーコレクションは、フェンディ直営店、および公式オンラインストアfendi.comで展開中だ。