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ビッグヤンク、藤原裕を迎え新体制。2026SSの発売、安藤政信が撮影したキャンペーンビジュアルも公開



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サーティーファイブサマーズが展開する、1919年アメリカ・シカゴ創業のワークウェアブランド「ビッグヤンク(BIG YANK)」は、100年以上の歴史の中で、独自のディテールと実用性を備えた数多くのプロダクトを生み出してきた。2026 Spring / Summer Collectionより、原宿のヴィンテージショップ「ベルベルジン(BerBerJin)」ディレクター・藤原裕をクリエイティブディレクターに迎え、ブランドが大切にしてきた背景やものづくりの姿勢を継承しながら、現代の視点を加えアップデート。

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また、藤原と親交のある写真家兼俳優の安藤政信による90年代の渋カジを彷彿とさせるキャンペーンビジュアルを順次公開する。当時のカルチャー、ライフスタイルを感じさせるドキュメンタリー形式で撮影した。

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1919年にシカゴで誕生したビッグヤンクは、左右非対称ポケット(通称“ガチャポケ”)や山型ポケットなど、実用性に基づく独自ディテールを数多く生み出してきたワークウェアブランドである。特許取得や軍への納入実績を背景に、機能性・耐久性・合理性を追求した設計思想を確立。巻き縫いや3本針縫製、通気孔など、現場での使用を前提とした具体的な仕様にもその思想は反映されている。アメリカを代表するワークウェアブランドとして広く認知される存在となった。

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2012年に35IVE SUMMERSより実名復活を果たし、アーカイブに基づく再構築を行ってきた同ブランドは、2026 Spring / Summer Collectionより藤原をクリエイティブディレクターに迎え、新たなフェーズへと移行する。

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藤原のヴィンテージに対する深い知見を背景に、単なる復刻にとどまらず、歴史的ディテールの再解釈と現代的な設計バランスの再構築を推進。ブランドの本質である“機能美”を軸に、グローバル市場を見据えたプロダクト開発を進めていく。

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本コレクションのキャンペーンビジュアルは、写真家兼俳優の安藤が撮影を担当。長年にわたり表現者として活動してきた安藤の視点から、人物と衣服の関係性を写した。過度な演出は加えず、プロダクトそのものの佇まいと、実際に袖を通したときの姿をそのまま捉えている。ブランドの持つ誠実な姿勢と空気感を、そのまま写し取った。

本コレクションでは、ワークウェアとしての合理性を軸に、アーカイブの再解釈と現代的な設計バランスの再構築を行った。象徴的なディテールを活かしながらも、素材選定やシルエット設計、縫製仕様を見直すことで、日常着としての汎用性を高めている。ヴィンテージの文脈を踏まえつつ、単なる復刻ではなく、現代の着用環境や市場性を意識したプロダクトへとアップデート。ブランドの原点である“機能美”を軸に、リアルクローズとしての完成度を追求したコレクションとなっている。

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ビッグヤンクの歴史とヴィンテージワークシャツの魅力を受け継ぐ「Y1943 L/W HBT SHIRT」は、40年代のワークシャツに見られるミニヘリンボーン生地をオマージュし、オリジナルよりやや薄手に仕上げることで、季節の変わり目にも快適に着られる生地感を実現した。ラフに羽織れるリラックス感を備えながら、大人の男性に自然に馴染むバランスに設計。小ぶりに整えた衿がシャープな印象を与え、細部へのこだわりにも藤原の審美眼が息づく。

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1952年型モデルをベースに再構築した「Y1945 FLANNEL SHIRT」は、1940年代のネルシャツを復刻した、BIG YANKの“山ポケ”付きでも特に希少性の高い一枚だ。素材には、当時の空気感を再現したネルのブロックチェックを採用。白×黒、青×黒といったヴィンテージ市場で評価の高い配色をベースに、硫化染め(柳花染)糸を使用している。着込むほどに毛羽立ちが落ち着き、褪色による奥行きある表情へと変化。さらに新たに制作したネームタグも、自然な退色を想定した設計だ。経年による“劣化”までも味わいとして楽しめる、藤原の審美眼が息づくネルシャツである。

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「Y1942 S-SLEEVE CHAMBRAY SHIRT」は、1940年代のビッグヤンクの名作「Y1942 CHAMBRAY SHIRT」をベースに製作。前立ての縫製や台衿付きの衿元、前身頃をやや短く後ろ身頃を長めにとったバランスなど、ヴィンテージのディテールを忠実に再現している。袖口はクラシックな縫製仕様で仕上げ、“山ポケ”を備えた半袖仕様。素材には、当時のセルビッチシャンブレーを再現した生地を採用した。ロープ染めのインディゴ糸で織り上げることで、着込むほどに風合いを深め、柔らかさと強さをあわせ持つ一枚に仕上げた。

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1950年代のヴィンテージワークチノにインスパイアされた「MATT PANTS」。デニムを得意とする藤原が、自身が最も穿きたいチノパンとして手がけた一本だ。特徴的なフロントの2本のベルトループ、股下のクロッチのような仕様、内側ではなく外側に付いたラベルもヴィンテージに特有なディテール。フロントのトップボタンにはビッグヤンクのロゴ入りメタル釦を採用、藤原のこだわりが詰まったチノパンツである。素材にはスレン染料を使用したチノクロスを採用。スラブ糸ならではの立体感ある表情が経年変化で際立ち、育てる楽しみを存分に味わえる一本となっている。

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発売にあわせ、35IVE SUMMERS直営店にて「WHEELER & DEALER TOUR 2026」を開催。期間中は藤原が各店舗を巡回し、新体制による初コレクションの背景や設計意図を直接伝える。プロダクトの背景にある思想や設計意図を直接共有する機会となる。

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