「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するスタートトゥデイは8月23日、ヤマト運輸と共同で注文商品を宅配便ロッカーで受け取れる「ロッカー受け取り」サービスを開始した。
「ロッカー受取り」は、ヤマト運輸が提携しているオープン型宅配便ロッカー「プドー(PUDO)ステーション」を活用。注文時に「ロッカー受取り」を選ぶことができるのは、EC業界初の試みとなる。
ゾゾタウンでは、買い物客からの「再配達を受け取るのが面倒」という声や、「商品をロッカーで受け取れるようにしてほしい」という声に対応すべく、注文商品の新しい受け取り方を検討してきたという。今回、コンビニエンスストアやヤマト運輸直営店に加え、注文時に受け取り場所として「ロッカー受取り」を選択できるようになることで、不在時や宅配ボックスのない場合でも好きな時間に好きな場所で、注文商品を受け取れることになる。
パックシティジャパンが展開するプドーステーションは、東京、埼玉、神奈川、千葉など首都圏をはじめ、大阪、兵庫などの関西、愛知などの中部地方、福岡というエリアで2017年7月時点で500台以上を設置。駅やスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ショッピングモール、公共施設(市役所、コミュニティセンター等)、駐車場、駐輪場、アパート(公共スペース等第三者が入れる場所)等が設置場所で、どの宅配会社でもサービスを展開できる宅配便ロッカーとして注目されている。