フェンシング女子フルーレで、東京 2020 オリンピックを目指す姉妹、姉の東莉央(あずま りお)と妹の晟良(せら)のオフィシャル応援グッズとし、それぞれのフェンシングシルエットをワンポイントデザインしたファッションマスクが9月23日までの期間限定で発売された。
同姉妹は、ともに和歌山県出身、日本体育大学体育学部所属の期待の姉妹フェンサーだ。
国内ランキングで晟良が1位、莉央が2位と、 姉妹で東京2020オリンピックを目指す。母親の影響で、小学校から共にフェンシングを始め、始めて1年半で、日本と欧米の6カ国の同年代が集まった国際大会「国際ケーニヒ杯」小学生の部で、妹が優勝、姉が準優勝。その後、「2016年インターハイ」でも、姉が優勝、妹が準優勝を飾るなど、数々の大会にて姉妹でワンツーフィニッシュの成績を残す。2019年ワールドカップ団体では、姉妹でメンバー入りをし、12年振りの銅メダルを獲得。東京2020オリンピックの出場権の獲得に大きく貢献した。
同マスクは、莉央バージョン(上段)、晟良バージョン(下段)と二人のフェンシングシルエットをワンポイントでデザイン。手洗いで約30回まで使用が可能で、価格は1枚入りで1,200円(税別)。サイズ展開はS、M、Lの3サイズ展開となっている。
なお売上の一部は、新型コロナウイルスの影響により、今夏、中止となったインターハイの代替となるフェンシングの高校生大会、「ハイスクールジャパンカップ 2020(High School Japan Cup 2020)」 (9月25 日~27日開催予定)に寄付される予定だ。インターハイは、2016年の決勝戦で姉妹対決が実現するなど、姉妹にとっても思い出深い大会であり、二人も同大会の開催を応援している。
姉妹は以下のようにコメントする。
(莉央)
「インターハイは高校生にとってとても大切な大会であり、その大会が中止されたことは残念に思います。自分自身、インターハイに良い思い出も悔しい思い出もありますが、インターハイに出て、他県の友達と会うことやその友達と戦うことがとても楽しかったことを覚えています。それくらいインターハイは記憶に残るものだと感じます。インターハイは中止されましたが、新しい形の大会で高校生のみんなが楽しんで試合が出来ればいいなと思います。」
(晟良)
「高校生にとっての最大の目標であるインターハイがなくなって本当に残念であり悔しいと思います。高校生にとってインターハイは何物にも変えられない大会だと思いますが、試合ができることの喜びを感じながらフェンシングを楽しんでほしいと思います!そして、インターハイは開催されなかったけれど良い大会だったと言える大会になるように願っています!」
なお、同マスクは現在オンラインストアにて、9月23日までの期間限定で発売中だ。