スタイリストでフォトグラファーの熊谷隆志氏が、新たにサーフブランド「ハニー フィッツ(HONEY FITZ)」と「タングラム(TANGRAM)」の2ブランドを同時ローンチした。
「趣味を仕事にする」をモットーにスタートする同プロジェクトでは、自身の趣味であるサーフィンとゴルフのスポーツに特化した2ブランドを展開。20代の頃からスタイリスト、カメラマン、ファッションや飲食、植栽などマルチにその才能を発揮する同氏が、世界各地を訪れた経験を経て、50代という年齢を迎えた今、より趣味を仕事にしたいと改めて思ったことが、設立のきっかけだという。また、サーフィン、ゴルフ、スキーと多趣味にスポーツを楽しむ熊谷氏が、自ら着たいと思うアイテムのみを、こだわりを持って展開する。
「ハニー フィッツ」は、サーフィンを愛する熊谷氏がディレクターを務めるサーフブランド。ブランド名は、元アメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディ氏が就任していた際に大統領選用ヨットにつけられていた船名であり、この船に乗って大海原を自由に航海したいという思いがインスピレーションとなったことより由来。サーフィンというスポ ーツを軸に、スポーツを愛する全ての人たちへ向けた、タウンユースでもアウトドアでも活躍するアパレルやグッズに並び、本格的なサーフギアを展開する。
ウェアは機能性とサーフィンの前後で着用しやすい効率を考え作られており、コーデュラ(CORDURA)とコットンミックスのセットアップは軽さを保持しつつ耐久性と撥水性に優れ、ポケットの内部にはキーループが施されている。ブランドロゴが刺繍されたTシャツとスウェットパンツはUSボディを採用し、USコットン特有のドライな質感が特徴だ。また全てのアイテムのタグには、初回数量限定でブランドオリジナルのフィンキーが付いており、サーフボードにフィンを装着する際に使用が可能となっている。付属袋は、海中で分解される植物由来のバイオマスプラスティックバックを採用し、繰り返し使えるサステナブルさも魅力だ。
「タングラム」は、仕事の傍らサーフィンとゴルフを楽しむ熊谷氏が、ゴルフシーンにクラシックでストリートな要素をプラスした新ブランド。タングラムとは正方形を切り分けた片で構成されるパズルゲームであり、どちらも年齢を問わず人々を魅了する点、さらに三角形という形自体がゴルフでも大切な意味を持つ共通点から、ブランド名が由来。格式高いイメージのあるゴルフだが、最近ではカジュアルにも楽しみたいという人が増えていることを受け、新しいスタイルのゴルフウェアを提案。マナーとルール、機能性を活かしつつ、これまでのゴルフウェアのレッテルを覆すような自由さが魅力となったスタイルを発信していく。
アイテムは、ロンTやスウェットフーディなど、今までのゴルフスタイルにあるオーセンティックとは逆に、大きなブランドロゴがあしらわれ、ストリート要素が入ったクールなウェアやゴルフの定番であるポロシャツやジャガードニット、タートルネックなど季節やコースに応じて活躍するウェアを展開。速乾性のある素材を使用する他、スウィングしやすいよう腕周りの作りを細くするなどの工夫がされており、スポーツに適した機能性とTPOを考慮したこだわりのプロダクトがラインナップする。アクセサリーでは、豊富なカラーバリエーションから選べる、ゴルフクラブを保護するヘッドカバーなども登場。
同氏は2ブランド設立にあたり、「これはカメラマンを始めた際の20代の時の感覚に似ている。50代になり2つのスポーツブランドを同じ月に同時スタートさせることに深く意味を持ち、残りの人生を自身の好きなウェアやギアに囲まれてもっと趣味のサーフィンとゴルフを楽しみたい。」と語る。
「ハニー フィッツ」は 5月10日より、「タングラム」は5月25日より発売を開始。その後、各公式オンラインサイトにて毎月10日と25日にプロダクトを発売していく。