大関商品研究所が、90年続いた銭湯をリニューアルし、”極楽浄土”をコンセプトとしたスパ施設「お風呂とサウナ PARADISE」が、若手アーティストを支援する「PARADISE WALL ART CONTEST 2023」を、11月26日より開始する。
「サウナシュラン(SAUNACHELIN)2022」にもノミネートされた同施設は、若手アーティストの制作活動を応援すべく同コンテストを開催。古いものやその場所にもとからあるものを活用して、カフェやシェアハウスを自らの手で作り上げてきた同社が、同じようにクリエイティブなアート作品を自分たちの手で創造する若手アーティストを応援し、経済的にも支援したいという思いから、開催に至った。
概要は、同施設のコンセプトである”極楽浄土”をテーマに作品を募集し、コンテスト開始時に満35歳以下の方なら、誰でも応募可能。厳正なる審査で選出される最優秀賞作品は、2023年3月末よりプロジェクターを用いて同施設の浴室内の壁面に投影予定。さらに、最優秀賞受賞者に賞金30万円を贈呈するほか、優秀賞として賞金10万円、BookLiveによる「Xfolio賞」、同施設賞として10回分の優待券なども贈呈予定となる。
審査員には、ヒロ杉山氏をはじめ、「タイムアウト東京」代表の伏谷博之氏、映像作家の重田佑介氏、アカツキゲームス執行役員の柴田陽一氏らが顔を揃え、「お風呂やサウナの入浴中・入浴後のリラックスした状態で眺めるのに適しているか」という観点から審査を実施。また、コンテストのプロデューサーとして、アートプロデューサーの川勝小遥氏が参画。様々なアートプロジェクトを運営してきた知見を活かし、審査員選定やアートディレクション等を担当する。
なお、コンテスト結果は、2023年2月26日に公式ウェブサイト、SNSアカウントにて発表する。