森ビルが運営する表参道ヒルズでは、11月13日~12月25日の間、「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2024」を展開中だ。本館 吹抜け大階段には、4万枚のレンズを用いた高さ8.4mのクリスマスツリーが登場。1枚1枚、手作業で緻密に組み合わせたレンズの集合体が螺旋を描き、まるで光のオブジェのように吹抜け空間を美しく彩る。また、本館B3Fスペース オーでは、12月7日まで「ジェラート ピケ(gelato pique)」のポップアップイベントが、12月13日~12月25日までの期間は、「ジョー マローン ロンドン(Jo Malone London)」のポップアップイベントが実施される。
今年のクリスマスツリーのデザインには、建築家の沖津雄司氏を起用。沖津氏は国内外で数々のデザイン賞を受賞してきた実績を持ち、今回のツリーはレンズを用いた彼の作品の中でも最大級となる高さ8.4mを誇り、レンズも過去最多となる4万枚を使用している。様々なカルチャーや最新トレンドの発信地である街・表参道をツリーで表現し、万華鏡のように複眼的に見えるレンズは、表参道を行き交う人々の多様性を表現。螺旋とリングが交差する二重構造は、表参道ヒルズ館内の螺旋状のスロープを着想に、表参道を起点としたクロスカルチャーを表現している。
沖津は、「レンズが織りなす光のクリスマスツリーをデザインするにあたり、大切に考えたことの一つは『体験』です。今はスマートフォンなどの小さな画面で簡単に情報を得られる時代ですが、実物を目の前にすることでしか得られない、エモーショナルな体験があることが表参道ヒルズのクリスマスに相応しいと考えました。4万枚のレンズが作り出す視覚効果は日常にない光景です。是非会場に足をお運びいただき、SNSや写真だけでは感じ取れない、特別な体験をお楽しみください。」とコメントしている。
ツリーの素材には、直径5.5㎝、厚さ0.3mm、重さ0.9gの非常に軽量で薄いフレネルレンズを使用しており、レンズが組み合わさることで、一つの風景がまるで万華鏡のように複製され、見る角度によって見え方が変わり、これまでに見たことのない美しい風景を創り出す。また、ツリー上部の吹抜け空間には、レンズを用いたオーナメントが吊り下げられており、吹抜けを囲む螺旋状のスロープから様々な角度でツリーを鑑賞する事が出来るのは、表参道ヒルズならではだ。さらに、大階段にはレンズの輝きと反射を間近で体験いただけるフォトスポットも用意される。
ジェラート ピケのポップアップイベントでは、「クリスマスマーケット」をテーマにしたギフトに特化したジェラート ピケ最大級のポップアップイベントだ。きらきらと彩られたツリーの道を抜ければ、そこはピケベアとサンタクロースが暮らすクリスマスマーケットの世界。スノードームをモチーフにしたペーパーオーナメントを来場者全員(※なくなり次第終了)にプレゼントするほか、限定コレクションの販売、オリジナルフォトフレームのプリント写真機や表参道ヒルズでしか手に入らない限定アイテムが入ったカプセルトイなどの体験イベントも登場する。
ジョー マローン ロンドンのポップアップイベントの今年のテーマは「クリスマス ショー」だ」。光に包まれた空間に足を踏み入れると、香りに満ちたクリスマス限定コレクションの数々が、きらびやかな会場を一層華やかに彩る。さらに、ポップアップイベントに先駆けて12月2日からは、ジョー マローン ロンドンが制作するクリスマスツリーを本館 メインエントランスで展示する。
また、 12月2日~12月28には表参道イルミネーションを開催。ケヤキ並木約 1kmが約90万球のLEDで照らされ、来街者の幸せを願って感謝と希望のあかりを心に灯す。