「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と村上隆が、初タッグを組んだコラボレーションで一時代を画してから20年。この度オリジナル・コレクションを再構築しアップデートした喜びと祝福に満ちたリエディション「LOUIS VUITTON×MURAKAMI」を発表する。
200点以上のクリエーションからなる本プロジェクトは、アーティスティックなビジョンや伝統的なクラフツマンシップと最先端テクノロジーの目を見張るような技術、21世紀初頭の独創的なポップカルチャー、コレクターカルチャーのタイムレスな魅力に溢れ、永遠に続くクリエイティブな絆を体現する。
第1章は、日本では年12月27日より、コレクションの一部の先行予約を公式サイトおよび公式アプリ「Louis Vuitton App」にて開始予定だ。また、1月1日にはフルラインナップが公式サイトと公式アプリで発売。一部店舗では1月2日より発売予定である。第2章は3月に登場予定で春にぴったりな村上の「チェリーブロッサム」パターンにフォーカスする。
1960年代に東京で生まれた村上は伝統的な日本美術やSF、アニメ、気まぐれな“カワイイ”キャラクターを独自の手法で融合し、しばしば連続的なモチーフで命を吹き込み、ポップカルチャーや歴史、美術が交差する絵画や彫刻、映像で表現することで、長らく国際的に高く評価されてきた。
今回の「LOUIS VUITTON×MURAKAMI」では、ルイ・ヴィトンの歴史上初めて手が加えられ華やかに再解釈されたモノグラム・パターンなど、最初のコラボレーション当時のアーティスティック・ディレクターマーク・ジェイコブスのために村上が製作したプレイフルかつ奥深い作品の数々が、メゾンで最も注目されるウィメンズ・レザーグッズやアクセサリーにおいて幅広く展開される。アイコニックなシティバッグをはじめ、シルクスクエアおよびスカーフ、サングラス、ファッションジュエリー、シューズ、フレグランスも登場する。
さらに1月2日から26日まで、東京・原宿に「LOUIS VUITTON×MURAKAMI POP-UPSTORE」をオープンする。リエディション・コレクションの第1弾が発売されるほか、その世界観を多面的に体感できるイベントとなっている。
ポップアップストアはニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京、ソウル、上海、シンガポールの世界で厳選された7都市で展開予定だ。その中でも東京が最大規模を誇り、まず、カラフルで大胆なデザインのファサードに目を奪われるだろう。一歩足を踏み入れると、LV イニシャルやモノグラム・フラワーモチーフ、数々のキャラクターに彩られた鮮やかなインテリアが広がる。
東京のカプセルホテルからインスピレーションを得た店内は、各スペースをミニマルなモジュールで構成。ベンディングマシーンが設置され、アーカイヴ製品や映像を見ることができるエリアも用意される。さらに、本ポップアップストアに程近い2つの施設では、カフェとデジタルインスタレーションのほか、エキシビションも展開する。
またオリジナル・コラボレーションの20周年記念となる今回のコレクションは、レザーグッズからベルト、スケートボード、バッグ「スピーディ」を33点収めたオーダーメイドのトランク「マル・33 スピーディ」まで、170点を超えるメゾンのクリエーションに、アート界を代表する村上隆のアイコニックなモチーフとキャラクターが精緻に描かれている。