東京急行電鉄は、2013年3月の東横線地下化により生まれた代官山の旧線路跡地にて、2015年春開業予定の新商業施設の建設を発表。
同計画では、全長220m、敷地面積3,200平米に渡る東横線の線路跡地に、5棟の商業店舗を建設。日本初上陸となる、アメリカ西海岸のライフスタイル複合セレクトモール「Fred Segal(フレッド シーガル)」や、サンフランシスコで人気のベーカリー「TARTINE BAKERY & CAFE(タルティーン ベーカリー&カフェ)」、クラフトビールが楽しめるキリンビールの新業態「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(仮称)」の出店を予定しています。
同施設が目指すのは、”集い””憩い””刺激”のある新しい形態の商業空間。プロデュースには、ブランドプロデューサーの柴田陽子、建築デザインに「Saturdays Surf NYC」などのショップデザインを多数手がけるジェネラルデザインの大堀伸、基本計画に鎌倉「GARDEN HOUSE」などを手掛けるTHINK GREEN PRODUCEの関口正人を迎えています。
最注目は、「Fred Segal(フレッド・シーガル)」で、3棟(床面積約220坪)にわたる売り場で飲食、物販、サービスの複合セレクトモール業態として、マークスタイラーが展開します。「Fred Segal」最高経営責任者のPaul Blumは、「『Fred Segal』のコンセプトを特徴付ける理想的なロケーションに日本1号店をオープンできることをとてもうれしく思います。ラグジュアリーブランディングと日本マーケットに対する深い理解を持ったマークスタイラーは、洗練されてスタイルコンシャスな日本のお客様に『Fred Segal』を紹介する最高のパートナーであると確信しています。我々は優れたグローバルブランドを生み出すマークスタイラーと協力して働けることを大変光栄に思っています。」とコメント。日本進出のローンチは2012年11月にされていただけに、”満を持して”となる注目の上陸といえます。
東京急行電鉄は、「本計画が代官山の街の新たなシンボルとなることを期待するとともに、渋谷が”日本一訪れたい街”となることを目指し、今後も渋谷駅周辺および東急線沿線の価値向上に努めていく」としており、さらなるエリアの発展にファッション業界としても期待がかかります。
・「Fred Segal」 http://www.fredsegal.jp/