アメリカの「H&M(エイチアンドエム)」が、2013年8月1日のアメリカにおけるオンラインショップのオープンを記念し、写真共有SNS「Instagram」によるファッションコンテスト「50 States of Fashion」を開催。オンラインショップで買った商品を着用したコーディネイト写真を「Instagram」でアメリカ各州の名前入り指定ハッシュタグを付けて投稿。「50 States of Fashion」キャンペーンサイト上で投稿された写真に投票することができ、その人気を競うファッションコンテストとなっています。
各州の勝者には250ドルのH&Mギフトカードが、最優秀賞に輝くと1000ドルの同ギフトカードがプレゼントされます。さらにニューヨークでのイベントへの招待もインセンティブとなっています。
なお、8月22日にはオープンを記念し、 パリコレクションで披露される商品を世界最速でバーチャル試着とiPadを通してその場で購入できるポップアップショップをニューヨークでオープンすることもリリースしています。
「Instagram」は今年6月に、15秒までの動画投稿機能「Video on Instagram」をリリースし、日本でもユーザーによる動画投稿が盛んになりつつあります。とはいえ、SNSとしては認知もユーザー数もまだまだこれからとはいえますが、ファッション系のタレントやモデルを中心に活用が拡がっており、レディス誌でもそのアカウントを紹介する特集が組まれたり、ブランドにおいてもその取り組み強化がみられ始めるなど、日本における「Instagram」を活用したプロモーションも今後注目される手法のひとつといえます。
・「50 States of Fashion」 http://50statesoffashion.com/
・「H&M US」 http://www.hm.com//us