エイチ・アンド・エム (H&M)が、、デジタルファッション分野への参入の第一歩として、ブランド初となる3つのバーチャル・ファッション・ルックを発表。同ルックの発表を記念し、日本を含む限定6か国(アメリカ、イギリス、フランス、デンマーク、インド)で1月10日から31日までの期間中にコンペティションを開催する。
俳優のメイジー・ウィリアムズをアンバサダーとして起用したキャンペーンで開催される同コンペティションでは、ブランド初となるバーチャル・ファッションを展開。デジタル上でのみ再現できるディテールを始め、体型や性別を問わず、よりインクルーシブな方法で遊び心を持ったスタイルを探求出来るのが特徴。また、廃棄物の発生や、梱包、輸送の必要がなく、よりサステナブルにファッションを楽しめるのが魅力だ。
参加方法は、同社公式オンラインサイトより応募が可能で、参加者は3つのバーチャル・ファッション・ルックの中から1つを選び、ルック名を付けることで応募が完了。選考では、1人の受賞者につき1ルック、計3人の受賞者が選ばれ、当選者にはデジタル上で着用出来る機会が与えられる。当選者の写真データに合わせて着せられたルックは、動くアニメーション効果と共に、自身のソーシャルメディア上で楽しむことが出来る。
ルック1:現実では再現が不可能な素材感で作られたオーバーサイズベストをユニタードとスタイリング。ベストの中の浮遊感のある美しい色彩の液体が流動し、美しい模様を作り上げているのが特徴だ。
ルック2:オレンジの発光するケーブルニットは、太いワイヤーをクラシックなケーブルニット柄に編み込み、全体が点滅するフラッシュライト効果を生み出している。ワンピース、またはオーバーサイズのセーターとしてスタイリングする事も可能。
ルック3:鮮やかに発光するピンクのバギーパンツは、クラシックな生デニムに小さなネオンストリング付で、パンツ全体がキラキラと輝いているのが特徴。トップスにはマーブルプリントのクロップドパーカーを合わせ、フューチャリスティックな雰囲気が魅力のスタイリングが完成した。