「アディダス オリジナルス(adidas originals)」はアイコンモデル、「スタンスミス(Stan Smith)」を2年ぶりに復刻し、1月15日に発売する。アディダス オリジナルス ショップや全国取り扱い店舗にて販売。
今回新たに環境に配慮したレザーを採用。またベロにはモチーフとなったテニスプレーヤー、スタン・スミスのポートレートがプリントされる。シルエットは細目にモディファイ。規則的なホールによるスリーストライプとオフホワイトのラバーソールはそのままに復活。ライニングには柔らかなレザーが使用され、履き心地がアップデートされた。ネイビー、グリーン、レッドの3色展開。価格は1万3,650円。
スタンスミスは1971年に誕生した、アディダスを代表するスニーカー。ギネスブックに世界で最も売れたスニーカーとして登録されている。元々は65年に同社が発表したテニスシューズ「ハイレット」をスミスが好んで履いていたため、後に彼の名前が冠された。
昨年9月にドーバー ストリート マーケット ギンザでグリーンが限定販売され、その頃から3色で復刻されるなどの噂がネット上で飛び交い、様々なウェブ媒体が話題にしていた。
[元記事:アディダス、世界一売れたスニーカー「スタンスミス」を2年ぶり発売。ネットで話題]
「adidas Originals」は、今回の復刻を予告するショートムービー「The Return of Stan Smith」を昨年12月に公開。Stan Smith本人をはじめ、ミュージシャンや俳優などの著名人がその魅力を語っています。また、1月中旬からは、twitterでハッシュタグ #StanSmithと@adiOriginals_jpのリプライを入れ、自分の顔写真を添えてツイートすると、抽選で「スタンスミス」のシュータンのイラストに模した自身の顔写真がプレゼントされる「Stan Yourself」キャンペーンを実施します。
各メディアをはじめ、SNSを賑わせている”不朽の名作”復刻のニュース。2012年に一度生産終了としながらも、昨年にはそのモディファイ版を世界有数の高感度セレクトショップで限定発売を行うなど、戦略的なブランディングとファン心理を巧みに煽るMD戦略とPRによるマーケティングの成功事例としてみることができます。
・「adidas Originals」 http://www.adidas.com/jp/originals/
・「The Return of Stan Smith」