ポイントが展開する「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」は、ブランド設立20周年のブランドパートナーとして俳優の大沢たかおと長澤まさみを起用することを発表。
同社は、グローバル戦略の基幹ブランドとして位置づける「GLOBAL WORK」の原点を見つめ直し、世界に向けて発信することを目的に新たなスローガン「THE WORLD FASHION MART」を策定。また、ブランドロゴも刷新。”みんなのシアワセを紡いでいく”ことがブランドフィロソフィとした上で、”シアワセを紡ぎだすもの=笑顔”というキーワードを導きだし、笑顔をモチーフとしたフォルムと、GLOBAL WORKの頭文字である”g”を組み合わせてイメージロゴを作成。キーカラーには、幸せ・平等・平和を象徴するブルーのなかでも、地球の”青”をイメージするブルーマーブルが使用されています。
そうした戦略のなかで、台湾映画にも出演経験がある日本を代表する演技派俳優としての大沢たかおと、台湾の連続ドラマ出演に続き、ジョン・ウー監督作品で初海外映画への出演が決定し、国際派女優としてのスタートを切った長澤まさみをブランドの意思を表現するパートナーとして起用。4月からテレビCMや店頭ツールなどのプロモーションを展開し、5月22日(木)には六本木・ビルボードライブ東京でローンチイベントも開催予定となっています。
これまで、ファッションブランドがイメージキャラクターとして著名人起用をする際、その”旬”度合いやターゲット世代からの共感度、そして、ファッション自体やブランドイメージとの親和性を基に選定されていました。実際、「GLOBAL WORK」の過去のキャラクター起用実績を振り返ってみても、瑛太、大森南朋と浜島直子、宮沢和史とはな、コウケンテツ、山口智充などが挙げられ、いずれもターゲット世代の共感を強く意識していることがわかります。
一方で今回のそれは、”グローバル”に活動する著名人であるかどうかという視点を付加していることが明確にリリースされており、ブランドキャラクター選定の新基準となっています。これは、その他ファッション企業にとっても、同様の考え方が少なからず潮流として出てくるでしょうし、芸能事務所にとってもタレント育成において重要な視点になります。
そういった意味でも、ブランド20周年を迎え、新たなタグラインやブランドロゴとともにグローバルブランドとして発信を強化する同ブランドの成長戦略と今後のマーケティング展開に注目することができます。
・ティザーサイト http://www.point.jp/cp/gloabalwork/fukufukufuku ※2月28日(金)公開