ユニクロが本日発表したニューヨーク近代美術館(MoMA)とのパートナーシップによる新プロジェクト「SPRZ NY(エスピーアールゼット・ニューヨーク)」。”服とアートが出会う場所”をコンセプトにグローバル旗艦店である5番街店の2Fを「SPRZ NY」ストアとして3月28日(金)にリニューアルオープン、スターバックスがユニクロの店舗内に世界初出店します。
ユニクロとMoMAは、2013年5月より毎週金曜日午後4時~8時までの入館料を無料にするプログラム「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」を開始するなど、隣接したニューヨークコミュニティの一員としての画期的な取り組みを行い、話題を集めました。「SPRZ NY」はその発展形としてニューヨークをはじめ、全世界に驚きや衝撃をもたらすようなアートの発信や斬新な商品企画にチャレンジする新しいプロジェクトとしてリリースされています。
今回、Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)やJean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)、Keith Haring(キース・ヘリング)などの8名の著名アーティストとのスペシャルアイテムのほか、MOMAのキュレーションによるアート作品をデザインした商品もMoMAスペシャルエディションとして発売します。
また、ウェブ施策としてニューヨークの街をモチーフにした「SPRZ NY LUCKY UNIQLO LINE」をアメリカでは初実施。TwitterやFacebookのIDを使って、ウェブ上でバーチャル行列をつくることで日本でも”大行列”を作った同企画で話題化を狙います。閉館後のMoMAを貸切り、ガイドと館内を回る特別ツアーやスターバックスのカプセル式コーヒーメーカー(Starbucks® Versimo™ System)、SPRZ NYでのお買い物クーポンなどが、行列した約5,000名の参加者にプレゼントされます。
ファーストリテイリングの柳井正代表取締役会長兼社長は、「MoMA、スターバックスという素晴らしいパートナーとこのような新しい取り組みを実現できることを大変嬉しく思っています。このプロジェクトを通じて、”優れたアート作品を、身近な服やアイテムで楽しむ”という感覚を世界中の人々に届けてまいります」とコメント。
“LifeWear”というコンセプトを掲げ、世界一のアジア発SPA企業を目指す戦略の成長エンジンとされる同社の海外でのマーケティングは、グローバル化を進める日本のアパレル企業にとってもそのショーケースとして注目できる活動となっています。
・SPRZ NY March 2014 -SOMETHING BIG IS COMING http://www.uniqlo.com/us/sprzny-2014/