TBCグループの「エステティックTBC」新テレビCMが、5月10日(土)から全国放送中。新CMでは、同イメージキャラクターを務めるモデルでタレントのローラが出演。本気の”涙”の演技に初挑戦し、メディアで話題になっています。
これは、「人が人をキレイにする。」という同社の企業メッセージを体現するCMとなっており、失恋した女性が別れの悲しみを乗り越え、もっときれいになって新しい恋に出会おうと決意するシーンを演じています。
女性が前向きになる機会を応援したいという気持ちや、エステティシャンという「人」自体が商品であることをメッセージとして訴求する企業広告。販促一辺倒になりがちなエステティック業界のマーケティングですが、同業他社との差別化や顧客拡大を図る上で、企業ブランディングという視点が重要になっているということがわかります。また、このような企業CMは、現場で働く社員のインナーモチベーション向上のために最も効果的という視点もあります。
ファッション業界においても、テレビCMをはじめとして企業やブランドのメッセージを発信するブランディングキャンペーンが今季も少なくありませんが、リーマンショック以降、”実売”に寄ったセールスプロモーションから、ブランドを再定義し、その付加価値を醸成・訴求していく”ブランディング”という視点が、いまあらためて見直されている傾向にあると、F.M.J.では考えています。
・「エステティックTBC」CM特設サイト http://www.tbc.co.jp/sp/cm2014/