サザビーリーグは、新潮社が東西線神楽坂駅前に所有する「北倉庫」施設の開発及び運営を受託し、新商業施設「ラカグ(la kagu)」(東京都新宿区矢来町67)を今秋開業する。
コンセプトは、古いものを今の目線で磨き直し、その本質にある魅力を蘇らせるという意味の「リバリュー(REVALUE)」。老舗の料亭や寺社などの日本的側面、日仏学院を中心にフレンチレストランが建ち並ぶフランス的側面を兼備し、新旧・和様が混在する神楽坂という街で、流行に流されず「昔からあるもの」「これからも大切にしたいもの」を見出す「大人のライフスタイル」を提案。アパレルや雑貨、家具を扱うショップやカフェ、ブックスペースレクチャーホールなどを設け、語らいやコミュニティーが生じる場所を目指す。
建築デザイン監修は建築家・隈研吾。施設のネーミング「ラカグ」は「カグラザカ」と発音しにくい神楽坂在住のフランス人達が用いることのある名称で、ロゴデザインは本プロジェクトのアートディレクター・平林奈緒美が手掛けた。
日本の出版文化を牽引してきた新潮社の「出版」と、現在30以上のブランドを展開するサザビーリーグの「ライフスタイル提案」、両社のコンテンツとプラットフォームの利用による新たなコンテンツ開発や人材育成という相乗効果も狙う。
[元記事:サザビーリーグ×新潮社、神楽坂に新施設「la kagu」オープン]
出版社とライフスタイル企業との意外なコラボレーションによる新プロジェクトの発表。両社のタッグでどのような”大人のライフスタイル”提案がなされるか、今秋、注目の新スポットとしてメディアで既に話題になっています。