「niko and …(ニコアンド)」は、過去最大のフロア面積となるグローバル旗艦店「niko and … TOKYO」を、2014年10月30日(木)に原宿・明治通りにオープン。2Fには、日本初上陸となるポートランド発レストラン「navarre(ナヴァー)」が同時オープンします。
「niko and … TOKYO」のコンセプトは、”雑誌のように編集し、特集と連載を持つお店”。エントランス付近をエディトリアルスペースとして「雑誌の特集」と位置づけ、45日~60日のサイクルでオケージョンやトレンドに合わせ、編集テーマを変えて売り場づくりを行います。その他のコンテンツは「雑誌の連載」として展開。特集と連載を持ちながら雑誌のようにショップを編集することで、来店客にさまざまな発見や体験の提供を図るといいます。
オープン特集は、「45日のポートランド」。地産地消のライフスタイルで注目される米・オレゴン州のポートランドをテーマに、「Ladd Cottage(ラッド・コテージ)」の蜜蝋キャンドル、活版印刷のポストカードや「CAMAMU SOAP(カマムソープ)」の100%ナチュラル&ハンドメイドソープ、アウトドアブランド「POLeR(ポーラー)」の雑貨、「PENDLETON(ペンドルトン)」などを取り揃えます。
アパレルは、既存店に比べセレクトアイテムの比率を大幅に上げており、レディスは「LAVENHAM(ラベンハム)」「DANTON(ダントン)」「evaloren(エヴァローレン)」「THE SMOCK SHOP(スモックショップ)」「MARIE TURNOR(マリーターナー)」など、メンズは「HAVERSACK(ハバーサック)」「Highland Park(ハイランドパーク)」「Barbour(バブアー)」「INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)」「VETRA(べトラ)」などをオリジナルブランドと合わせて構成し、グローバル旗艦店としてのブランディングと原宿という立地に対応。「NIKE(ナイキ)」のテックフリースや「snowpeak(スノーピーク)」のキャンプグッズをはじめ、グルーミングやシューシャインなどのライフスタイルアイテムも展開し、30代夫婦をメインターゲットにすることで、レディスのイメージが強い同ブランドのメンズ強化にも取り組んでいます。
また、同ブランドが得意とする、雑貨類も充実のセレクト。ステーショナリー、キッチン、コスメ、コーヒー、オリジナルとアンティーク家具、音楽CDをはじめ、「マルノウチリーディングスタイル」選書による書籍、武蔵小山「TRANSHIP(トランシップ)」のアンティークグラスとグリーンプランツなどのブランド初となるコーナー、原宿・韓国・香港のグローバル旗艦店限定で販売する、スーヴェニアアイテム「LIMITED NUMBER」シリーズを展開します。
飲食では、3店舗目となるスペシャルティコーヒー・スタンド「niko and …COFFEE」を1Fに、前述の日本初上陸となるポートランド発レストラン「navarre」を2Fに常設。国内各地から取り寄せたオーガニックや有機栽培の食材によるフードやワインを提供。オープンから5日間は、「PADDLERS COFFEE」も限定出店します。
トリニティアーツが展開する「niko and …」は、アダストリアホールディングスの中でも2ケタ成長を続ける、同社の成長ドライバーとして位置づけられる基幹ブランド。今回の「niko and … TOKYO」は、グループ会社のポイントが展開していた複合ショップ「collectpoint(コレクトポイント)」跡地への出店。2014年11月下旬には2社の自社ECを統合、2015年3月には3社統合を発表しており、経営資源の集中によるグループシナジーの推進を図っています。
同ブランドは、ライフスタイル化への対応もはやく、時代の気分とターゲットを巧みに捉えたMDを軸に、独自のマーケティング展開と積極出店で急成長を遂げており、F.M.J.としても注目のライフスタイルブランドです。お土産アイテムやFREE Wi-Fi完備などインバウンド対応も既に行っており、グローバル展開の拡大に向けて新たな挑戦を行うという旗艦店「niko and … TOKYO」は、次代の”TOKYO”をあらわすモデル店舗として、一見の価値がある注目のオープンといえるでしょう。
・「niko and … TOKYO」 http://magazine.nikoand.jp/tokyo/