「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、4月20日にデビュー30周年を迎え、「丸山百景」プロジェクトをスタートした。丸山百景とは、30周年にまつわる全ての「コト」を100の景色に見立てたキーコンセプトである。アナログ世代からデジタルネイティブ世代へ、変化を続けながら、次世代にファッションの持つ新たな可能性を伝える。そして繋げるため、「衣・食・住」に加え、エンターテイメントの領域にまで幅を広げ、「街」「人」「コト」とのコラボレーションを展開。1年を通して、同プロジェクトを盛り上げていく。
「ケイタマルヤマ遊覧会」では、キュレーターに藪前知子氏を迎え、30周年を記念した展覧会を表参道ヒルズとラフォーレ原宿の2箇所の会場で同時期に開催予定である。表参道ヒルズではファッションをテーマに、初公開となる1000種類以上のテキスタイルの原画やクリエーションの変遷が垣間見えるデザインスケッチ、アート性の高い刺繍作品の数々を展示。ケイタマルヤマのクリエーションの過程を一堂に見ることができる。
30年間で丸山が生み出したアーカイブ作品も展示され、デザイナーの物創りへの拘り、丁寧な手仕事で紡いできたブランドのフィロソフィーを読み解ける展覧会となっている。ラフォーレ原宿ではコスチュームをテーマに、丸山の手掛けた500点以上に及ぶDREAMS COME TRUEや浜崎あゆみ氏、『うたの☆プリンスさまっ♪』、また演劇の舞台やバレエの衣装など見応えのある作品をセレクトして展示。2つの異なるテーマの展覧会により、次世代にファッションの持つ新たな可能性を伝え、繋げていく。
9月中旬からは、「Harajuku Graphy」:KEITAMARUYAMA×原宿として、丸山が生まれ育った街、原宿とのコラボレーション。ラフォーレ原宿の全館タイアップ企画に加え、母校の小学校、カフェやクレープ屋、花屋、アートギャラリーなどジャンルを超えた協業を実現。「品の良いストリートスタイル」と評されたデビュー当時の原点に立ち戻る。
さらに30周年を記念したファッションショー「KEITAMARUYAMA30周年 FASHION SHOW」も開催。これまで、そしてこれからのケイタマルヤマのクリエーションを表現し、ファッションの新たな可能性を伝える。
また、丸山敬太を語る上で欠かすことのできないDREAMS COME TRUEが今年デビュー35周年を迎え、「KEITAMARUYAMA30周年×DREAMS COME TRUE 35周年」として、様々な企画を開催する。大阪阪急うめだギャラリーでは、コンサートや紅白歌合戦の衣装など、これまでにない規模での展覧会を開催予定である。7月7日ドリカムの日と前日7月6日には、吉田美和氏の故郷、北海道・池田町で開催されるイベント「池田ワイン城 50周年感謝祭×DREAMS COME TRUE 35周年 ドリカムとドリカムの日」にゲスト出演。9月からの全国ツアーでは衣装デザインを手がけ、様々な記念グッズの販売のほか、今年デビュー35周年を迎えたDREAMS COME TRUEの「吉田美和」とのアパレルアイテムが登場する予定だ。
他にも、ファッションを描く事が出来る、日本を代表する豪華な作家陣もブランド30周年を彩る。参加漫画家は、羽海野チカ、くらもちふさこ、桜沢エリカ、槇村さとる、松田奈緒子、ひうらさとる、東村アキコ、矢沢あい、やまだないと他、こちらは、雑誌「otona MUSE」にて連載開始し、12月書籍刊行予定だ。
そして1年を通して、ファッション、雑貨、家具、食、空間、エンターテイメント、伝統工芸といった多岐に渡る分野と100を超えるコラボレーションを実施予定の「KEITAMARUYAMA30周年×コラボレーション100」など、詳細は決定次第、随時オフィシャルHPにて発表されるとのことだ。