玉川髙島屋ショッピングセンター(S・C)は、2015年秋のリニューアルとして別館「マロニエコート」を9月8日に増床リニューアルオープンすることを発表。
1階には、ロサンゼルス発のレストラン・グロサリー「ファームショップ(FARMSHOP)」が日本初上陸。ベイクルーズが国内展開を手掛ける「ファームショップ」は、自然豊かなサンフランシスコ郊外とサンタモニカの高級住宅街に店舗を構えるマーケット併設のハイカジュアルレストラン。「Farm to Tables(農園からテーブルへ)」をコンセプトに掲げ、こだわりの地元食材を中心に、直火グリルなどのカリフォルニアスタイルの調理方法で仕上げた料理を提供します。また、併設のマーケットでは、パン、チーズ、ワインなどのグロサリーも販売予定となっています。
2階には、アクタスが運営するライフスタイルショップ「スローハウス(SLOW HOUSE)」が天王洲・梅田に続く国内3店舗を出店。オリジナル家具・ヨーロッパやアメリカを中心とした輸入家具・生活雑貨・食材・ヴィンテージ家具・アート・グリーン・アパレルなど様々な商品を展開。商品は人や社会への愛から生まれたストーリーにこだわり、衣食住を通じて環境に負荷を与えないエシカルな暮らし方を提案します。
最上階となる3階には、世界一の朝食で知られる「ビルズ(bills)」が国内5店舗目となる出店。オーストラリアのレストランター ビル・グレンジャーが手掛ける「世界一の朝食」を提供するオールデイカジュアルダイニングは、朝食トレンドの先駆けとして人気を博しています。
©Petrina Tinslay
なお、これまで全館10時オープンを統一していた玉川髙島屋S・Cですが、今回の「ファームショップ」と「ビルズ」は、8時30分(予定)からの早朝営業を実施することで来店客のニーズにも応えます。
東地区で4月に開業した新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」では、CCC新業態「蔦谷家電」を中心に再注目されている二子玉川エリア。一方で、西地区となる玉川髙島屋S・Cは、2014年3月に新館「アイビーズプレイス」を開業し、国内最大の「ロンハーマン(Ron Herman)」をオープンさせたことで大きな話題を集めました。
その真向かいに位置し、2001年にオープン。2009年から「GAP」「無印良品」「Cafe MUJI」が入居するマロニエコートは、今春の二子玉川東地区再開発第2期事業完成を受け、西地区の広がりを促進すべく、増床に至ったといいます。今回、新たに高感度な3店舗を加えることで、”楽しさ”や”リラックス感”を盛り込んだ施設とし、街全体の魅力向上を目指すという同社の新たなリニューアル施策によって、さらなる街の活性化が見込まれます。
玉川髙島屋S・C マロニエコート
住所:世田谷区玉川2-27-5
建物規模:地上3階・地下1階
延床面積:約2,283平方メートル
URL:http://www.tamagawa-sc.com/