トレンダーズが運営するウーメディア ラボ(womedia Labo*)は、独自調査による「2015年 Instagramトレンドハッシュタグランキング」を発表した。
今回のランキングデータは、2015年のインスタグラム上に投稿されたハッシュタグのうち、2015年のトレンドキーワードを独自にピックアップした上で、その件数等を分析したもの。ランキング1位は、宅での食事の様子を写した投稿に使われた「#おうちごはん」で219,862件、、関連して「#おにぎらず」(13位)、「#ジャーサラダ」(18位)、「#沼サン」(15位)などのメニュー名も20位以内にランクイン。インスタグラムと「食」の写真との親和性の高さと、ユーザーの関心の高さが表れた結果となった。2位は今年、バレンタイン市場を抜いたことでも話題の「#ハロウィン」で208,376件だった。
ファッション関連では、3位に「#プチプラ」が123,480件でランクイン。ユニクロを着こなす女性「#ユニジョ」も8位に、しまむらに定期的に通い、掘り出し物を探す「#しまパト」も21位にランクインした。「#プチプラ」と一緒に投稿されている関連ハッシュタグとしては、「#コーデ」や「#ママコーデ」が上位に上がり、インスタグラムがママユーザーにも活用されていることがわかった。また、4位に「#自撮り」、同義の「#セルフィー」も16位にランクイン。日本語のほか、韓国語や英語など、数か国語のハッシュタグを記載している投稿があったことも特徴的だったという。
さらに同時にインスタグラムの最新の利用状況について、Instagramの女性ユーザー500名を対象に意識・実態調査を実施。「定番だと思うハッシュタグ」では、「#fashion」(25%)や「#coordinate」(21%)、10位外では「#ママコーデ」(17%)など、ファッション関係のハッシュタグにも支持が集まった。
このほか、今年は「おにぎらず」や「沼サン」など、インスタグラムが拡散の起点となったトレンドも数多く登場。また、閲覧ジャンルとして、「ファッション」が45%と最多、次点で「食(料理・飲料・食材など)」(38%)や「食(外食)」(35%)という結果になるなど、幅広く一般層にもインスタグラムの利用が拡大していることがわかった。