ユニクロは、エッセイストで編集者の松浦弥太郎を起用した新プロジェクト「LifeWear Story 100」を、6月13日からスタートした。
これは、松浦弥太郎責任監修のもと、毎回1つの商品を選定し、服にまつわる物語を定期的にWEBサイトで発信。無地のTシャツや靴下といった定番商品の知られざるこだわりなどを、ストーリーと交えて伝えていくことで、日々の暮らしをていねいに心豊かに過ごせるような、ユニクロのライフウェアに潜む服の価値を届けるというものだ。定番商品を題材に100の物語を展開する。
松浦弥太郎は、「暮しの手帖」編集長を経て、ウェブメディア「くらしのきほん」を2015年7月に開設。また、ベストセラー「今日もていねいに」「しごとのきほん くらしのきほん100」などの著書や、新聞・雑誌の連載を通して、暮らしの基本の大切さを提唱し、多くのファンから支持されている。
今回の取り組みにあたって、以下のメッセージを寄せている。
LifeWear Story 100とは。
ユニクロには、
流行に左右されず、
けれども、決して古びることのない、
長い間、作り続けている普通の服がある。
品揃えの中では、
とても地味で目立たない存在である。
コマーシャルにもあまり出てこない。それらは、ユニクロが、
もっと快適に、もっと丈夫に、
もっと上質であることを、
長年、愛情を込めて追求したものだ。それらは、ユニクロの人格と姿勢が、
目に見えるかたちになったものであり、
丹精に育てているものだ。昨日よりも今日を、今日よりも明日と。
手にとり、着てみると、
あたかも友だちのように、
その服は、私たちに、
こう問いかけてくる。豊かで、上質な暮らしとは、
どんな暮らしなのか?
どんなふうに今日を過ごすのか?
あなたにとってのしあわせとは何か?と。そんな服が、今までこの世界に、
あっただろうかと驚く自分がいる。ユニクロのプリンシプル(きほん)とは何か?
ユニクロは、なぜ服を、
LifeWearと呼んでいるのだろう?
そして、LifeWearと、自分にまつわる、
ストーリーを書いていきたい。LifeWear story 100は、
LifeWearと僕の、旅の物語になるだろう。松浦弥太郎
ストーリーは、特設サイトにて毎週更新。松浦弥太郎とユニクロが紡ぐ、旅の物語が楽しみで仕方がない。