ロサンゼルスを拠点に活動するローラ(ROLA)が監修するライフスタイルブランド「ステュディオ アール スリーサーティー(STUDIO R330)」から、新たにサステイナブルなデニムとホワイトシャツのコレクションがローンチ。9月25日からオンライン限定で発売が開始する。
同ブランドは、「エッセンシャルズ フォー ア グッドライフ(essentials for a good life)」をスローガンに掲げるライフスタイルブランドとして、約2年の歳月をかけて実現、誕生。第1弾とし今年6月には、リサイクルポリエステルを使用して作られたワークアウトウエア「ワークアウト + ワンコレクション(Workout + Oneコレクション)」を発表した。トレンドに左右されないサステイナブルなアイテムやコンテンツを、国境を越えてタイムリーに発信していく新時代のプロジェクト・カンパニーを目指している。
プロジェクト第2弾は、「サステイナブルなエッセンシャルウェア」をテーマに、現代女性のワードローブに欠かせないデニムとホワイトシャツに注目。着る人それぞれが自分の体型を愛しながらファッションを楽しめるのと同時に、地球環境にも配慮した、未来のためのベーシックアイテムが誕生した。第1弾のコレクションや、自身のソーシャルメディアを通して、楽しく運動することの素晴らしさに加え、自分の体と向き合うことで心も身体も健康でハッピーになれる、というメッセージを伝えてきたローラ。「運動することで自信がついたら、おしゃれももっと楽しくなる」と考え、第2弾では、ワードローブの基本アイテムともいえる「デニム」と「ホワイトシャツ」にスポットを当てた。
ロサンゼルスで撮影したルックは、ダイバーシティーの重要性をうたい、肌や髪の色、人種、職業も異なる9人の女性を起用し、一人一人がもつ個性や美しさを表現。その中には、一女性としてローラ本人も登場している。
最初にローンチする「アール スリーサーティー デニム コレクション(R330 DENIM COLLECTION)」は、ローラ自身も「私のクローゼットにも欠かすことができないアイテム」と語るハイライズのスキニーデニム(13,500円)。彼女自身が何度も試着をし試行錯誤を繰り返した結果、究極のシンプルを追求し、着る人のボディを健康的でセクシーに包みこむ美しいシルエットにたどり着いた。シンププルでベーシックな中にも、ウエストまわりをスッキリと見せるハイライズの股上や、履いたときにヒップがキュッと上がって見えるように計算されたバックポケットのサイズや配置など、細部にわたるディテールまでこだわりを持たせた一本に仕上がっている。
生地は、広島を拠点にする世界有数のデニム生地メーカー「カイハラ」のハイパワーストレッチデニムを採用。環境にも配慮し、絶妙なフィット感や疲れない着心地とともに、洗ったときの色落ちを最小限にとどめ、⻑く現行の色を楽しめるのが特徴。「トレンドを追いかけるだけではなく、良い服を⻑く愛用するスタイルを広めたい」と活動する彼女の思いを体現するものとなっている。
また、ローラ自身が現地に足を運び依頼を決めた「今世界で一番エシカルでサステイナブルなデニムを作る」と言われる南ベトナムを拠点にするサイテックス社が縫製と加工を担当。様々な体型の人に対応できるよう、サイズ展開も23インチ〜30インチまで幅広く揃えた。同コレクションでは、 今後デニムパンツ以外にも様々なアイテムを展開していく予定だ。
「これからのファッションは、単なるトレンドアイテムとして1、2シーズンで手放してしまうのではなく、⻑く愛用できるものであること、そして私たち自身が、服を⻑く着る精神を大切にしていくべき。そうすることで皆が自然とサステイナブルな活動に関わっていけるんじゃないかな」と語るローラは、自身のインスタグラムでも、数シーズン前の服を着た姿を通して「⻑く大切に着る」精神を体現。最新アイテムを披露することが常識であるファッション・アイコンとしては異例のアクションに多くの共感を集めている。
そんな彼女が今回「⻑く愛用できるアイテム」としてデニムと並んで取り上げたのが、シャツコレクション。その第一弾は、彼女自身のワードローブにも欠かすことができない「ホワイトシャツ」のカプセルコレクションだ。 シルエットは、スタイリッシュな「レギュラー」、洗練されたリラックスを演出する「ボーイフレンド」、 フレッシュなモード感漂う「クロップド」の3種類を展開。カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍し、どんなアイテムとのコーディネイトにも馴染みやすいシンプルなデザインは、着る人それぞれの魅力が引き出されるよう、シルエットや着心地にこだわった。価格は15,000円。(全て税抜)
生地は、上質な100パーセントオーガニックコットンで作られたブロード地を使用。その糸は一から作り込みを行い、トルコのエーゲ海に面した港町、イズミール地区で栽培された上質の綿花を使用。滑らか且つしなやかで、光沢があり丈夫なのが特徴だ。ボタンはバイオマス配合のエコボタンを採用し、素材面でも「自然体の心地よさ」を追求。梱包用の袋は、オーガニックコットン100パーセントのランドリーバッグとなり、それ自体が繰り返し日常で使えるようになっている。 環境に優しくかつ、現代女性の多様なライフスタイルにも沿う、ニュースタンダードアイテムとして提案していく。
「人間と自然が共生する豊かな未来」を目指し、社会貢献活動にも積極的に取り組む同ブランドは、デニムの立ち上げに合わせ、植樹プロジェクト「フォレスト アール スリーサーティー(FOREST R330)」を始動。世界的な森林再生に焦点を当てた非営利組織である「ワン・トゥリー・プランテッド」と提携し、CO2の削減、絶滅の危機に瀕しているインドネシアのオランウータンの保護、そして地元住⺠のパーム油事業から再生可能事業への転換を支援するため、今回のプロジェクトではデニム1本の購入につき10本の木が植樹され、通常の収益の一部と合わせて森林再生への植樹活動に充てる。今年11月末までに3万本を目標とし、今後も継続して活動を行っていく。