「アー・ペー・セー(A.P.C.)」が他ブランドや人物などを迎えて小規模なコレクションを発表する「INTERACTION」。22回目となる今回は、デザイナーのナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)を招きアイテムを発表した。
ナターシャはこれまで、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の二コラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière’s)の右腕として活躍し、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、そして2020年まで「クロエ(Chloé)」のアート・ディレクターを務めてきた。
今回のコレクションでは、デニム、ポプリン、コットンギャバジンなど、アー・ペー・セーの象徴的な素材やアイテムを独自にアレンジし、プロポーションを見直している。例えば、ギャバジンのトレンチコートは、フィット感のあるクロップドタイプや身丈をロングにし、ジップをつけたバージョンを展開。他にも、アー・ペー・セーの定番ジーンズ「Clinteau」にステッチプリーツのディテールを取り入れたモデル、新しいレディースシャツドレスも登場。また、ライトデニムのウェスタンシャツなど、一部のアイテムはメンズも提案している。
今回のキャンペーンの撮影は、1980年代後半から1990年代にかけて、雑誌「The Face」や「i-D」に掲載されたファッション・シリーズで知られるイギリス人アーティストのナイジェル・シャフラン(Nigel Shafran)が手掛けている。