「つながり」「インスピレーション」「探究心」をコンセプトに掲げるジャヌ東京の8つのレストラン&バーで、個性豊かなシェフやソムリエたちが提案する秋の味覚を楽しむ期間限定メニューが登場する。
ジャヌ東京1階、天井までの高い窓から自然光が降り注ぐオールデイイタリアンダイニング「ジャヌ メルカート」の秋季限定メニューは、9月10日から11月30日まで「東京の秋市場」をテーマに、旬の食材をふんだんに使ったメニューを、秋季限定で提供。「東京しゃものロースト 茸のソテー バルサミコビネガー」は、自然豊かな生育環境にこだわった、東京が誇るブランド鶏の東京しゃもをシンプルにロースト、5年熟成のバルサミコビネガーを効かせ、マッシュルームやアワビダケ、大黒しめじなどの旬の茸と、貴重な東京しゃものレバー、ハツ、砂肝も余すことなく使ったソテーと合わせた。12年熟成のバルサミコビネガーの濃厚なソースは、甘味と酸味が絶妙なバランスを織り成している。
「ホウレン草とリコッタチーズのカネロニ ホワイトソース」は、ガーリックの香りを纏わせソテーしたホウレン草と、群馬県川場村産のフレッシュで滑らかな口当たりのリコッタチーズ、ホワイトソースをパスタ生地に包んだカネロニをオーブンで焼き上げ、熱々のスキレットで提供する。
ヨーロッパのパティスリーをイメージした、大理石とオークウッドが調和するエレガントな「ジャヌ パティスリー」では、9月10日から11月30日までの秋季限定で、ジャヌ東京ペストリーシェフ 野口ゆきえのスペシャリテケーキ「タルニー」と「モンブラン」が登場。季節ごとにフレーバーが変化する「タルニー」は、サンスクリット語で「薔薇」を意味している。淡い紫色の「タルニー」は、国産とフランス産の栗、カシスとホワイトチョコレートを合わせ、旬の栗のまろやかさとカシスの酸味が感じられる、見た目にフェミニンで麗しいケーキだ。土台にはオレンジピールのコンポートを忍ばせ、爽やかなアクセントを加えている。
秋の代表的なケーキ「モンブラン」は、香ばしくキャラメル色に焼き上げたメレンゲ、バニラ、キビ砂糖を混ぜ合わせたシャンティクリームに、国産栗のクリームをたっぷりと絞り、贅沢な一品に仕上げた。
ジャヌ東京5階に位置する「ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス」では、9月1日から9月30日まで「オータム アフタヌーンティー」を提供する。エディブルフラワーがキュートに彩る洋梨のパンナコッタ、国産栗を使ったミニモンブラン、濃い紫色が特徴的で、抗酸化作用など多くの健康効果があるアントシアニンを豊富に含む、むらさきいものエクレアなど6種のスイーツと、瑞々しい秋茄子のディップソースを添えた鮪のパヴェ、旬の茸とトリュフの香り高いパテ、ベジタブルボロネーゼをはさんだミニドッグなど、バラエティ豊かな6種のセイボリーを用意している。プレーンとアップルジンジャーのスコーン2種には、ジャヌ東京のシグネチャー豆乳ホイップ、ほか黒ゴマ餡などをお好みで。
また、平日の18時から20時30分の時間限定で「イブニング ハイティー」も用意している。食事はアフタヌーンティー仕立てのセイボリーを、スタイリッシュなスタンドで提供。飲み物はシャンパン、赤白 ワイン他、ジャヌ東京おすすめのジャヌ東京オリジナルジンのジントニックなどをフリーフローで堪能できる。
長年の歴史を持つ江戸前鮨の伝統を再解釈した「飯倉」では、9月10日から11月9日までの秋季限定で、飯倉のテーブル席でのみご提供する「ランチ御膳」と、アラカルトまたはおまかせコース「縁」の一品アップグレードとして、国産松茸を使った「松茸の土瓶蒸し」が登場する。飯倉の人気メニューが少しずつ楽しめる「ランチ御膳」は、季節の先付、茶碗蒸し、重箱の上段には旬の食材を使った焼き物または天婦羅、中にはお食事の握り鮨5貫、さらには海鮮胡麻醤油ちらし、海鮮ばらちらし、穴子ちらしの3種から選べる小丼、お味噌汁、そしてデザートがセットになった、食べ応え抜群のメニューである。
また、飯倉では、古くから鮨と相性が良いとされる香り高い松茸を様々なスタイルで楽ししめるよう「松茸の土瓶蒸し」、「焼松茸」、「松茸天婦羅」、「松鮪鍋」を用意。土瓶蒸しには純米酒や本醸造を、天婦羅には純米吟醸を合わせると良いだろう。
東京タワーを間近に望む、ジャヌ東京別棟の3階に佇む炭火焼「SUMI」では、9月10日から11月9日の期間、おまかせコース「燈」にて、秋季限定メニューを提供。13品からなるコースには、「戻り鰹の藁焼き」や「合鴨炭炙りと茸煮物碗」を用意した。
「戻り鰹の藁焼き」は、「トロ鰹」とも呼ばれるほど脂がのった、濃厚な味わいの戻り鰹を、土佐の伝統的な技法の藁焼きで仕上げた一品だ。
「合鴨炭炙りと茸煮物碗」は、炭火で焼き上げた柔らかな合鴨と香り高い旬の松茸を、秋の月夜に見立てた煮物碗に仕上げている。
昼と夜で異なる魅力を放つ、ネオクラシックなムードが漂う「ジャヌ グリル」では、9月10日から11月9日までの期間限定で、ジャヌ東京の約10名のソムリエ陣を率いるシェフソムリエ、藤森達也がセレクトした「7色のグラスワイン」と、ジャヌ グリルのシグネチャーメニューとの相性がぴったりな「ハイボールコレクション」を提供。
「ワインと聞くと赤、白、そしてロゼを連想しますが、その中でもたくさんの色に分かれます。近年のナチュラルワインブームの影響もあり、オレンジワインも浸透しつつありますが、世界にはまだまだ多様な色のワインが存在します」と、藤森は話す。「この度は、ポルトガルやフランス、ニュージーランド、ジョージアといった国々から、7色のグラスワインをご用意いたしました。様々なブドウ品種、産地、製法で造られるバリエーション豊かなワインの中から、皆さまに新しい発見をご提供できることを願っています」と続けている。
「タラゴン ハイボール」は、ジャヌ グリルのステーキに添えられる、タラゴンがアクセントに使われた黄色のベアルネーズソースに合わせて、藤森が考案した。
ジャヌ東京のモダンチャイニーズダイニング「虎景軒」では、10月10日から、期間限定で特選上海蟹のメニューが順次登場する。この季節にしか味わえない旬の食材の上海蟹だが、虎景軒では、料理長の山口祐介が品質にこだわり抜き、コンテンポラリーに昇華させたメニューの数々を、コースとアラカルトにて提供する。
「特選上海蟹の”酔っ払い上海蟹” 陣二十年紹興酒と話梅」は、活きたままの特選上海蟹を20年物の紹興酒やブランデー、干し梅、香辛料などを加えた虎景軒特製のタレに丸3日間漬け込み、タレの味を全体に染み込ませた蟹を、弱火で蒸しあげたのちに、冷やしている。生のまま提供されることが多い酔っ払い蟹だが、虎景軒では時間を掛け、火を通し、しっとりとした一品としてご用意している。
「特選上海蟹の姿蒸し」は、上海蟹の産地として有名な江蘇省産の特選上海蟹を、姿のまま強火で蒸しあげ、素材の鮮味を閉じ込めている。
「豆腐と湯葉の上海蟹みそ煮込み 土鍋仕立て」は、新鮮な蟹みそを、賽の目に切った絹豆腐とともに煮込んだ、上海蟹を好んで食す、中国江南地方の秋を代表するメニューだ。虎景軒では、さらに揚げた湯葉を加え、濃厚な蟹の旨味を吸い込んだ湯葉が、秋の至福を届ける。
その他、新鮮な蟹みそと自家製鶏白湯を合わせ、中国で古来より珍重されるフィッシュコラーゲンと、フカヒレに似た食感を持つコニュッシュジャックのヒレを使った贅沢なスープ「海の乾貨 “花膠” とコニッシュジャックのヒレの上海蟹みそスープ」や、「海の乾貨 “花膠”の上海蟹みそ煮込み」、「上海蟹と自家製 “年糕” の上海風炒め」、「季節野菜の上海蟹みそあんかけ」、「上海蟹みそ入り小籠包」など、選りすぐりのメニューがラインナップ。ジャヌ東京のバラエティ豊かなナチュールワインや、中国茶とのペアリングもおすすめである。