ユナイテッドアローズは、サステナビリティ活動「サローズ(SARROWS)」の取り組みとして、バイオベンチャーのスパイバーが開発するプロテイン繊維「ブリュード・プロテイン™ ファイバー」を原料に含む同一生地を、ブランド横断で使用し商品化する。サステナビリティ推進を目的にブランド横断で同一素材を使用して商品化するのは、ユナイテッドアローズにとってこれが初めての試みだ。
「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)」「エイチ ビューティー&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」「スティーブン アラン(Steven Alan)」「アストラット(ASTRAET)」「ロエフ(LOEFF)」の6ブランドから、アウター、ジャケット、パンツ、スカート、オールインワン、ハット等の全15アイテムを企画し、各アイテムは2025年1月中旬以降順次発売する。
サステナブル、リジェネラティブが叫ばれる中、世界中で環境影響の低い繊維の開発が進んでいる。日本におけるその代表例がスパイバー社の「ブリュード・プロテイン™ ファイバー」である。環境影響には、気候変動、水資源、化石燃料等様々な側面があり、現状ではブリュード・プロテイン™ファイバーも既存の繊維と比べて全ての側面で優位というわけではないため、同社は継続して課題と向き合い、研究開発や生産改良を進めている。ユナイテッドアローズはこの真摯な姿勢に共鳴し、先駆的にブリュード・プロテイン™ファイバーを使用することでさらなる素材開発と環境影響低減に貢献していきたいと考え、当企画の実現に至った。高いサステナビリティ意識を根底に持ちつつ、それぞれのブランドらしさを表現して各アイテムに落とし込んでいる。
なお、ブリュード・プロテイン™ファイバーを使用した商品展開は、2月発売のユナイテッドアローズのニットに続き今回で2回目である。
価格は変更になる可能性がある。