大丸松坂屋が2013年6月1日(土)~7月31日(水)まで開催中のエンゲージメントフェアに合わせて、”あなたは一生で何回エンゲージメントリングを贈りますか?”をコピーに、「Bridal Anniversary Jewel(周年記念ジュエリー)」を提案しています。
「Bridal Anniversary Jewel(周年記念ジュエリー)」とは、結婚記念日に”これまでありがとう””これからもよろしく”の気持ちを込めて贈るリングとして提案。1周年は「紙婚式:ピンクトルマリン」、40周年は「紅玉婚式:ルビー」、50周年は「金婚式:ゴールド」、75周年は「ダイアモンド」などそれぞれに意味を持たせています。
これは近年、経済的な理由から結婚しても式をあげない「ナシ婚」カップルや、婚約指輪を買わない人が増えたことでのブライダル市場の縮小傾向に対応するもので、エンゲージメントリングの販売強化を図る新施策です。大丸松坂屋百貨店では、ブライダル市場においてもアベノミクス効果を狙うとして、売上目標昨年対比20%増を見込んでいます。
さらにこの取り組みの背景としてあるのが、リクルート ブライダル総研の”エンゲージメント(=人と人とのつながり)”をキーワードに新しい”つながり”消費マーケット活性化を目的とした、業界横断プロジェクト「エンゲージメント・プロジェクト」です。協力企業には、三越伊勢丹、結婚情報誌『ゼクシィ』が参加。大丸松坂屋も2013 オフィシャルサポーターで協力しており、その一環として7月7日を”エンゲージメントデー”に制定しています。(オフィシャルパートナー/サポーター一覧)
このような新たな購買需要喚起を図る提案型のキャンペーンは、消費者への浸透には時間がかかるものではありますが、業界一丸となった消費活性化プロジェクトのモデルケースとなる取り組みとしてみることができます。