アシックスは、同社史上最も革新的なランニングシューズとして「メタラン(MetaRun)」を、11月18日から自社EC、アシックスストア東京・原宿・大阪で発売。日本国内では700足限定、世界6万足限定で販売される。税別価格は、2万7,000円。
アシックス史上最も革新的な長距離ランニングシューズ「メタラン(MetaRun)」は11月18日発売
12日、都内で海外メディアも含めたプレス向け発表会イベントを開催。「メタラン」は、アシックススポーツ工学研究所が2013年から3年をかけて研究開発。オーガニック繊維を使用し、耐久性と高いクッション性を保つ、同社最軽量のミッドソール素材「フライトフォーム(FlyteFoam)」では、従来の約55%の軽量化を実現するなど、4つの特許技術を含む、5つの新テクノロジーを搭載。長距離ランニングシューズに重要となる、軽量性、安定性、フィット性、クッション性という4つの機能をバランスよく共存させ、最大限に発揮することを追求したという。
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尾山基代表取締役社長CEOは、「ランニング分野のリーダーとして、アシックスは、常にトップを走り続けなければいけないと考えています。そのため、アシックススポーツ工学研究所の開発チームに、『現状のシューズ開発にかかる制約を取り払い、将来につながる今までにない最高のランニングシューズをつくる』というミッションを課しました。今回誕生した『MetaRun』は、 アシックス史上最も技術的に優れたランニングシューズとなりました。『MetaRun』の開発により、当社におけるランニングシューズのレベルをいまだかつてない水準にまで 高めることができ、かつ新たなスタンダードを打ち立てたことを大変うれしく思っています。」とコメントしている。
今回発表された「メタラン」は、アシックスにとって新たなベンチマークとなるシューズという位置づけ。顧客ターゲットは全ての長距離ランナーとしており、今後もこの「メタラン」に搭載されたテクノロジーを軸に、新たな商品展開を拡充していく計画だという。2020年東京五輪のオフィシャルスポンサーを務める同社による、新たな商品展開に注目が集まる。
・アシックス「メタラン(MetaRun)」 asics.com/metarun