クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)の2017-18年秋冬コレクションより、新作ウィメンズコレクション「マスキュリン フェミニン(MASCULINE FEMININE)」が登場。
同コレクションでは、ブランド独自のスタイルや表現にフェミニスト的なアプローチを加え、性別の境界線を超越したジェンダーレスなデザインのシューズを展開。忙しく動き回る現代女性のニーズに応えるべく、オックスフォードやローファーなど、メンズのデザインをベースにした機能的でエレガントなシューズがラインアップする。
コレクションのメインアイテムはローファーの「Monana」(11万5,000円)。従来のペニーローファーの概念を覆す手縫いの極細チェーンディテールが特徴だ。ブラックパテントレザー、ホワイトレザー、レッドスエードによる大胆なカラーコンビネーションと、アッパーのリボンから覗く刻印入りの「ルビコイン(Loubi-Coin)」によって、パリジャンのような着こなしを叶えてくれる。今シーズンのアカデミックな雰囲気を象徴する一足は、同デザインのメンズシューズ「Monono」(12万9,000円)も登場する。同じくローファーの「Perou Corazon」(12万3,000円)は、メキシコのエクスヴォトにインスパイアされた赤とゴールドの3Dハートの紋章を、手刺繍によってアッパーに施したクラシカルなデザイン。
ルブタンらしい赤のラインが印象的なラグソールを採用したオックスフォードシューズには、職人技が光るブローグと繊細な装飾が際立つ「Charletta」(10万5,000円)や、グラマラスな輝きを放つラメウォッシュドレザーの「Hubertus Donna」(10万1,000円)がラインアップ。さらに、クロコダイルの型押しレザーにスタッズを配した「Crapadonna」シリーズからは、ムーアの壁画に着想を得た複雑なフラワーモチーフを重ねたデザイン(14万4,000円)の他、シックなブラウンとブラック(各13万8,000円)を展開。いずれも、女性の足形に合わせて綿密に作られたラバー素材のラグソールを軽量化し、柔軟性を高めた仕様になっている。
また、気温が下がるこれからの時期に活躍するブーティーのラインアップには、贅沢なシアリングのライナーにリュクスなファー、スパイクなどを施したパワフルで都会的な「Fanny」(25万9,000円)や「Mad Boot」(18万5,000円)などが登場する。
[元記事:クリスチャン ルブタン秋冬シューズ「マスキュリン フェミニン」、ジェンダーレスなウィメンズのローファー]
- 肌を見せることは美しい。クリスチャン ルブタンから自然な美を演出するシューズが登場
- クリスチャン ルブタンの新コレクションはアスレジャーファッションを再解釈した個性的なラバーソール
- オフィスで差がつく、新作のお仕事シューズ&バッグ【EDITOR’S PICK】
- クリスチャン ルブタンが新作メンズスニーカーをバイク・ポロ競技で発表【ピッティ・ウオモ92】