2017年7月に設立10周年を迎えた、モア・トゥリーズ(more trees)が特別プロダクト「スツール」をリリース。11月3日から、バーニーズ ニューヨーク旗艦6店舗で先行展示・販売を開始する。
デザインを手がけたのは、世界的プロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソンと熊野亘。発売に先駆け、9月にパリ「メゾン・エ・オブジェ」にて発表されたスツールは、世界中のインテリア・デザイン関係者から注目を集め、イタリアの歴史ある建築雑誌「Domus」などが高く評価した。
スツールのサイズは、シングル、ダブル、ロングの全3種。用途や人数に応じた使い分けはもちろん、複数のスツールが寄り集まることにより、まるで音楽を奏でるかのようなリズミカルな表情を生み出す。また、シンプルなデザインを活かすことで、単なるスツールとしての機能にとどまらず、さまざまなシーンでの利用が可能だ。
モア・トゥリーズは日本の木材を使ったプロダクトの開発などを通じ、「都市と森をつなぐ」をキーワードに森林保全活動を行ってきた一般社団法人。設立から10年を迎え、これまで以上に「つなぐ」の幅を広げ、世界中の人々が森について考えるきっかけを作りたいという意を込めて、今回のスツールを作ったという。
なお、11月4日の14時から15時にはデザイナー、ジャスパー・モリソンと熊野亘が、バーニーズ ニューヨーク六本木店(東京都港区六本木7-7-7)へ来店する。また、12月上旬には坂本龍一ら国内外のクリエイター4名がデザインを手がけた、バーニーズ ニューヨーク限定チャリティースツールも販売予定となっている。