チャンピオン(Champion)が設立100周年を記念し、スポーツ界のレジェンドであるマジック・ジョンソンを起用したグローバルキャンペーン「100 Years for the Team (チームのための100年)」をスタートする。
アメリカで誕生したアスレチックウェアのアイコンであるチャンピオンは今年で設立100周年を迎える。それを記念し、「100 Years for the Team」という 、チームのための100年と銘打ったキャンペーンをスタートし、チームワークの歴史である100年を称える。同キャンペーンでは参加する全世界のチーム、クラブ、グループの視点を通し、“チームであるということの意味“を再定義していく。
1919年、ニューヨーク州の小さな町ロチェスターでニッカーボッカー・ニッティング・ミルズ社として始まり、その高い品質が認められ、瞬く間に急成長を遂げ、世界を代表するアスレチックウェアブランドの一つとして知られるようになった同ブランドは、常にひとつのこと、つまり「チーム」のあるべき姿について考えてきた。チーム・スピリットの100年を称えるキャンペーンを通じ、世界中の大規模なチームから小規模のチームまで、様々なチームと交流し、彼らとともにチームワークに対する情熱やチームであることの意味を共有していく目的を持っている。その中で、一部の選ばれたチームは、100周年のグローバルキャンペーンのビデオにも登場するなど、1年を通し、ソーシャルメディア、特設ウェブサイト、限定コレクション、イベント、インフルエンサーパートナーシップなどの同ブランドが展開するプラットフォームで活躍していく予定だ。
同ブランドにとってこのキャンペーンは大きな節目となることもあり、ヘインズブランズインク(Hanesbrands Inc.)のグローバルアクティブウェア担当グループプレジデントのジョン・ラム氏は以下のように語っている。
「チームとは何か、スポーツの発達が世界中の消費者にとって何を意味するのかをじっくり考えるきっかけになる。社員がチームとして団結し、業界の革新者になることを支援するのは、最初から当社のブランドの掲げていたストーリーであった。未来を見越し、チームとしてどうやって世界を良い方向へ転換するパワーを行使できるか、それを実現できるようにするにはどうすれば我々が役立てるかを考えていきたい。」
キャンペーンのスタートでは、チームのパワーを実際に体験した重要な人物で、バスケットボール界のヒーローであるマジック・ジョンソンを主役にしたフィルムをローンチ。ムービーの中で、ジョンソン氏は「素晴らしいチームとは何か」について自身の意見を、以下のようにも語る。
「”ドリームチーム”のメンバーだった時、私は素晴らしいことを成し遂げるために団結する人々のパワーを直接体験しました。チャンピオンの100周年キャンペーンでチームのパワーを世に伝えていきたいと思っています」
同ブランドは創業時から、スポーツやカルチャーの歴史において、重要な瞬間の一部を共有してきた。カレッジ用のアスレチックウェアからミリタリーの訓練用ウェア、さらには1992年オリンピック男子バスケットボールで金メダルを獲得したアメリカ代表「ドリームチーム」などの伝説的なスポーツチームのウェアに至るまで、過去100年間にわたって多くのチームのウェアに携わり、ニーズに応え、世界中に愛されてきたという歴史を持ち、今回のキャンペーン実施にも至っている。
同キャンペーンでは今年1年を通し、様々な現代のチームを紹介する一方で、スポーツやポップカルチャーとブランドのシグニチャーである「C」のロゴの関係性をブランドの歴史から振り返っていく。また、ソーシャルメディアを通じ、自身のチームストーリーを投稿し、シェアしていくというユーザー参加型のイベントとなっている。投稿したチームの中から抽選で限定コレクションが当たるチャンスや、自身のストーリーが100周年ビデオやチャンピオンのオフィシャルのソーシャルメディアで紹介されるチャンスが与えられるといった内容だ。詳細は今後、同ブランドの公式ウェブサイト、ソーシャルメディアにて公開、発表されていく予定だ。