バーニーズニューヨーク各店に、シンガーソングライターのユーミンこと松任谷由実とのコラボレーション企画「ハブ・ア・ポップクラシコ・ホリデイ (Have a POP CLASSICO HOLIDAY)」の第3弾として、動くウインドーディスプレイが登場。初日の11月11日には、銀座店の開店時にユーミン本人がサプライズで登場し、ドアマンを務めた。
本キャンペーンはユーミンが20日に発売する37枚目のアルバム『ポップクラシコ』の世界観と連動したもの。アートディレクターの森本千絵が手掛けたアルバムのアートワークを元にデザインされたウインドーの中でユーミンが、イソギンチャク風のドレスを着て時を指揮する女性や逆さまの海中でお茶をする紳士淑女などを演じている。クリエーティブディレクターは谷口勝彦。
このディプレイは12月25日まで展示され、銀座店を皮切りに、新宿店、横浜店、神戸店、福岡店で順次披露される予定。今後は、ウインドーの中に人が入れる特別仕様を施し、「ハブ・ア・ポップクラシコ・ホリデイ」を体現するミュージシャンらによる楽器の生演奏などのサプライズパフォーマンスも予定している。
また、15日からはユーミンの新曲「Babies are popstars」のバーニーズ限定クリスマスバージョンをBGMとして起用。22日からは、ポップクラシコのアルバムジャケットと記念撮影できるフォトブースも設置される。
同企画の第1弾では、クリエーティブ集団「ゼロセン(XEROSEN)」と写真家のレスリー・キー(Leslie Kee)がユーミンをモチーフにデザインしたTシャツを発表。第2弾では、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」によるオリジナルアイテムを発売した。
[元記事:ユーミンがドアマンに!?バーニーズに”動く”クリスマスディスプレイ登場]
先日掲載した、[バーニーズNY「20周年でリニューアル」横浜店に、ブライダルコーナーやヘアサロンが登場]では、店頭を起点とした同社の積極的なマーケティング戦略をご紹介していますが、今回はトップアーティストとのコラボレーションによるクリスマスキャンペーンでの店頭施策として、注目の豪華企画となっています。
なお、昨年のクリスマスキャンペーンでは、バーニーズ ニューヨーク銀座店にて、スマートフォンでクリスマスギフトをキャッチできるデジタルウィンドウディスプレイ「TREASURE HUNT WINDOW!」を展開するなど、同社は、ウィンドウディスプレイを魅せる”ショウディスプレイ”として過去にも多数プロモーション活用しており、路面店活性化施策として参考にすることができます。
・「BARNEYS NEW YORK」 http://www.barneys.co.jp/