「ROLLAND BERRY(ローランド ベリー)」は、世界初となる旗艦店を渋谷・神南に本日12月13日(金)オープン。
同ブランドは、ポップアートの巨匠 アンディ・ウォーホルの”3rd ジェネレーション”として、ウォーホルの弟子となるアレックスより、スクリーンプリントの技術を伝授されたという、アーティスト・デザイナーのローランド・ベリー氏によるLA発のブランド。アメリカでは、「Fred Segal(フレッド シーガル)」や「Ron Herman(ロンハーマン)」、「Barneys New York(バーニーズ ニューヨーク)」や「AMERICAN RAG CIE(アメリカンラグシー)」などで展開、日本でも同じく、「Ron Herman」「Barneys New York」「LOVELESS(ラブレス)」など、高感度な人気セレクトショップで展開されています。
商品ラインアップは、これまでのメンズに加えてレディスも初展開となる、デザイナー本人のハンドメイドによる「COLUR by ROLLAND BERRY」と、カリフォルニアカルチャーとグラフィックアートをミックスした「ROLLAND BERRY」で構成。「COLUR by ROLLAND BERRY」は作り込んだ完全1点モノのアートファッション、「ROLLAND BERRY」はアートプリントを気軽に楽しめるオリジナルコレクションで、これまでに「REEBOK(リーボック)」「PORTER(ポーター)」などとのコラボレーションアイテムや、「Barneys New York」では限定アイテムも発売しています。
店内には、アパレル商品とともにアンディ・ウォーホルを彷彿させる、圧巻なアート作品が並ぶ
今回のオープンに合わせ、来日したローランド氏は、「今回、コンセプトストアを作ることによって、ブランドの全体像を表現したかった。また、日本はモノ作りという視点においてアメリカよりもファッションが進んでいると思っている。そのなかでも、ストリート・アートのカルチャーを感じることができる渋谷が、出店地として最適だった。」と、日本での世界初出店の狙いをコメント。また、自身も日本のファンであり、着物などをモチーフにした作品も多いといいます。
ブランド像については、「消費されない服でありたい。服ではなく、アートとして捉えている。着て飽きて捨てるとかではなく、気に入った1枚の絵をずっととっておくような感覚で、アートを着てもらいたい。」と、コンセプトである”WEARRABLE ART”(着ることの出来るアート)を説明。
今後の展開については、「来年の夏から秋にかけてロサンゼルスで、ギャラリー兼ストアをオープン予定。日本では、今回オープンしたコンセプトストアを、アートという切り口で自由に表現できるような店作りをしていく。2月にはイベントも開催したい。また、コラボレーションも計画中。」と意気込みを語ります。
[左]ハンドメイドによる完全1点モノの「COLUR by ROLLAND BERRY」[右]アーティスト・デザイナ-のローランド・ベリー氏
アンディ・ウォーホルの後継者的な存在としていわれる、次世代アーティストによるLA発ブランドの本格ローンチ。もちろん、アートとファッションの融合自体は新しいことではありませんが、特筆すべきは、全米有数の名門スクールでアートを学びながらも、セレクトショップ「Fred Segal」に入社し、バイヤー・クリエイティブディレクター・ストアコーディネーターを経験しているという、ブランドのバックボーンとなるローランド氏の経歴です。ファッション業界を自ら経験しながらも、そのファッションをキャンバスに、ずっととっておきたくなるファッション=”着るアート”という発想で、新たなファッションのカタチを提案する同ブランドの今後の展開に注目できますし、高感度セレクトショップが着目する理由がそこにはあります。
「ROLLAND BERRY」
住所:東京都渋谷区神南1-17-9 神南ウエスト102
TEL:03-6455-1772
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
URL:http://rollandberry.jp/